ことよろ! 年末年始のネタがないので平常運転|DMM競輪

ことよろ! 年末年始のネタがないので平常運転

ど〜〜〜〜も皆さん。あけましておめでとうございます。


突然ですが、競輪選手に年末年始はありません。

自宅で年越しを迎えることも年始におせちを食べてワイワイすることもなく、いつも通り競輪場でスマホを没収され、オッサンたちと茶色い飯を食いながら過ごすわけですよ。

レースに行っても、先輩方にお年玉をもらえる…なんてイベントは決してありません!

昔は年末年始にレースを走ると「こんな時期に走ってくれてありがと!」と、正月手当なるものをもらえたそうなのですが、僕がデビューする直前にそのシステムはなくなっちゃいました。


正直、年末年始開催は交通の便が麻痺するので移動がクソ苦痛です。

今年は、ご近所の向日町ミッドナイトの正月開催だったので助かりましたが、九州やら関東やら、年末年始の遠征開催に呼ばれるとほんと地獄です。

前泊するにしても、宿泊施設が年末料金で異常に高額になりますしね。


また、最近の競輪界では賞金も上がっているので、正直レースを一本欠場したくらいでは特に影響がないんですよね。

業務形態が個人事業主である以上、走る走らないは自由ですから。
そもそも「斡旋」ですからね。


そんな事情がいろいろ重なってか、実際今年の年末年始はレースカットの頻度が凄かった…。

「レース呼んでもらったら金もらえるんだから走りたいヤツが走れ! 文句言うな!」という発想は当然ですけど、正月早々から予選で6車立て、5車立てなんてちょっと見栄え的に残念ですよね(笑)。

皆が走りたくないタイミングの開催だからこそ、付加価値として正月手当の復活を望みたいですね!



…新年早々金の話ですか?

俺の人生そんなもんだ!





2023年もこんな感じです。

自転車に乗ってる田村風起は偽りです。



さて、新年一発目の記事なので年末年始に地元に帰って、友人と初詣に行ったり麻雀したり……なんて日常記事を書きたいところなのですが、前述の通りレースに行ってて、なーんにもイベントがございませんでした。

従って、いつも通り(?)最近の業界ネタの時事トピックスをひとつお送りしますね。

正月もへったくれもないぜ!


まあ、コロナ禍の競輪界の話は何度か書いてるので、その続報という形です。

過去に書いた記事は読んでもらってる前提で書きますので、読んでない方がおられたら先に見てね!

競輪参加後に陽性者が判明する仕組み
競輪界とマスク
競輪界、なぜ人手不足?

これらの記事に毎回のように登場する、定期PCR検査のお話なんですけど…

ついに!
ついに! このくっそ面倒臭いレース参加前の定期PCR検査、なくなりました!

予算が尽きたのかな? おっと。


お客様には伝わりにくいかと思うんですが、毎回レース前に検体を採取して送付するだけの簡単な作業、これが微妙にしんどかったんですよ。

手間がしんどいというよりは

「PCR検査の検体送付の手順にひとつでも不手際があれば、欠場に繋がる」

という強迫観念がしんどいのです(笑)。

この強迫観念に関しては「競輪界、なぜ人手不足?の記事に詳しく書いてありますよ。見てね。


これね〜「検体を送り忘れた!」で欠場になる分には完全に自業自得なのですが、検体に貼るシールのしょーもない貼り間違いとかでも、陰性証明が届かなかったりするのです。

まぁそれも不注意による自業自得なんですけどね。
仕事なんだからしっかりやれよ! ってのもごもっともです。

しかしながら、そんなリスクが隣合わせの状態ってのはちょっとプレッシャーですよね(笑)。


ってな訳で、PCRが無くなった途端、すげえ楽になった気がする! というお話です。

年始からコロナ終息に向けて、幸先がいい話題ってことでいいですか?


ちなみに、それに伴って全体のコロナ対策が緩和された…という訳ではありませんよ。

たぶん予算的なところと、抗原検査でも信用に足るという判断が重なったんでしょうね。

今でも、抗原検査の定期的な実施と、レース前の抗原検査及び競輪場入場時の陰性確認は続いています。

最近またコロナさんが流行っているので、ほんと気をつけたいところですね…。

2023年こそは、なんとかコロナさん落ち着いてくれませんかねぇ?
ほんと、終息を祈るばかりです。


でも、検査の手間とか、競輪場での飲酒とか、その辺は対策上諦めてます。

しかしながら、この場を借りて競輪界に訴えたい。

サウナ! サウナだけはええ加減使わせて!

競輪選手にとってサウナは娯楽ではなく、コンディショニングの超重要ファクターです。

競輪選手には減量がないので同列には語れませんが、他の公営競技はサウナ稼働してるでしょ…?

夜にサウナに入れないせいで寝付けなくなり、睡眠導入剤を使わないといけない…! なんて人も実際いますからね。

なんとか競輪場でのサウナだけは復活してくれねーかなぁ。

これは競輪選手の総意だと思います。偉い人、よければ検討してくだせぇ〜!


年始早々に愚痴愚痴書いてしまう平常運転っぷりのブログでしたが、コロナ関連のネタってあんまり公表される場がありませんからね(隠しているとかではなく、わざわざ公表する場がないので)。

今年もまた何か続報があればコンプラ的に許される範囲で、記事にしていこうかなと思いますよ。





ゆく寅年





くる卯年


卯年である今年の目標は、うさぎのようにたくさん走ることです。

でもレースはうさぎのようにぴょんぴょん飛ばないように勝ち上がりたいところではありますね!(うまい)(うまくはない)

…そんな感じです…改めて今年もよろしくお願いします。

ではまた次回!




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1995年3月30日生まれ。滋賀県出身。 日本競輪選手会 奈良支部所属107期の競輪選手。現在はA級2班。同期には新山響平、山岸佳太、簗田一輝など。 ……以上はすべて仮初めの姿であり、本業は某アイドルのプロデューサーであるともっぱらの噂。 ドール、カメラ、声優など、さまざまな「沼」に足を踏み入れている。

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