同窓会って行ったことありますか? 僕はない
先日、高校の同窓会がありました。
というか、あったそうです。
そうなんですよね、ぼく、誘われませんでした。
こんなSNS全盛期で、ですよ。
別に友達が少ない訳じゃなかったはずなんですけどね?
実際問題、来なかったですよねぇ。招待。
本来、誘われなければ開催を知ることすらなかったはずなのですけどね。
悲しいかな、僕の近しい人間が高校の同級生でして、リアルで「これ誘われた?」とLINEで同窓会に招待された画面を見せてきやがったんですよ。
そう、誘われていないのに、同窓会の情報だけはしっかりと入ってくるという環境なのです。
見せてもらった招待の文面には
「先生方にも声をかけています!」
だとか
「参加人数が多くなりそうなので、大きめのホールを借りての開催になります!」
だとか書いてありました。
へぇ、大きいホールでやるそうですよ。ぼくは呼ばれてないのに。
先生方にも声かけてるそうですよ。ぼくには声かかってないのに。
かなしいですね。
かと言って、今、画面を見せてくれている同級生が「風起が誘われてないらしい」と主催に報告するのも惨めなだけじゃないですか。
開催日まではまだ日があったし、そいつとはクラスも別だったので「俺のクラスにはまだ連絡が来てないパターンかな」「そのうち来るやろ」と待つこと数週間。
気付けばついに開催の日は過ぎていましたよ。
まぁね、もし誘われてたとしても当日にはレースがあり参加は叶わなかったので、どっちでも良かったんですけどね。
とはいえ…ねぇ?
ぼく、同窓会って行ったことないんですよね。
成人式のときにも同窓会が開催されていたので、チャンスがあったはずなんですけど、拙者、20歳の年は競輪学校に収監され…おっと入所しておりましてね。
成人式に行ってない件については以前に当ブログで触れた気がするのですが、だいぶ前だと思うので改めて書いておきます。
競輪学校生活って、本格的に住民票を伊豆の競輪学校の住所に移しているので、成人式も伊豆の式に参加する羽目になるんですよ。
突然、地元の同級生が集まる成人式に全く知らない丸坊主マッチョが参加する訳ですから。
地元の人々も「誰だコイツら…」ってなもんですよね(笑)。
同窓会なんて、以ての外です。
そこから、一度も同窓会の誘いはありません。
言うても拙者、まだ28歳ですから。
特に節目でもないのに、わざわざ過去に浸るようなイベントが開かれる機会自体が少ないのだと信じています。
決して誘われていない訳ではないと。
もし誘われていなくても、今回のように情報自体は入ってくるはずだから、開催自体がなかったのだと。
そう信じています。
たぶん同窓会って、同級生と学生時代の思い出なんかを語ったり、再会を喜びつつも、現在の地位を披露する格好の舞台ですよね。
皆が年収マウントを取り合う中、僕はもはやスルーパスですよ。
だって競輪選手ですよ? プロスポーツ選手ですよ。
同級生「あっ! 田村くん久しぶり〜! 今って何してるの?」
ぼく「競輪選手さ(爽やかイケメン)」
同級生「えっ! 競輪選手? すごーい!」
ぼく「同級生ちゃんも綺麗になったね。大人のレディって感じだぜ(イケボ)」
同級生「やだ…すき…付き合ってください…♡」
なんてね。
ま、現実は競輪選手なんて知名度ゼロだし、そもそも同窓会に誘われもしないくらいの地位だけどな。
なんかさ、誰かひとりでも「そういや風起って競輪選手になったらしいじゃん」とか、そんな話は出なかったのかな?
まぁそんな話が出るくらいなら誘われてるか。同窓会。
もうどうしようもないので、奈良公園前バスターミナルでせんとくんとツーショットしてきました。
なんかいい写真なのが腹立たしい。
なんか、DMM様にお借りしているブログにあるまじき、卑屈テイストの記事になっちゃいましたね。
卑屈ネタはね、マジで両刃の剣ですから。
X(旧Twitter)ですら卑屈ネタはあんまり出さないのに、特大の卑屈記事が完成してしまいました。
本人が一番びっくりしてます。
あっ、これ2024年最初の記事?
あーあ、今年も俺の人生こんなもんだよ。
新年早々ダウナーな感じですが、レースを走る時はいつも通り出せる力を振り絞る所存です。
本年もよろしくお願いします。
あっ、見放さないで! 次回はちゃんと競輪の記事出すから! 許して!
…ってな訳で…また次回!(逃走)
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1995年3月30日生まれ。滋賀県出身。 日本競輪選手会 奈良支部所属107期の競輪選手。現在はA級2班。同期には新山響平、山岸佳太、簗田一輝など。 ……以上はすべて仮初めの姿であり、本業は某アイドルのプロデューサーであるともっぱらの噂。 ドール、カメラ、声優など、さまざまな「沼」に足を踏み入れている。