いつも行ってる鍼灸院
皆さんは身体のケアってしてますか?
一般の方で、恒常的に何らかのケアをしている人って、かなり稀なんじゃないですかね。
「そんなスポーツ選手じゃあるまいし…」
なんて思ってる方がいらっしゃったら、大間違いですぞ!
「不調が出てる訳じゃないし…」
いやいや、不調が症状として出た状態というのは、限界がとうに過ぎた状態なのですよ。
意外と人間って、普通に生きてるだけで不調が出る(かもしれない)ギリギリのバランスを保っている生き物なのです。
生きてるだけで頑張ってるってことですよ!
みんなえらい!
いつもの事ながら、変な講釈から始まっちゃいましたね。
記事の導入と締めが破綻するのは僕の悪い癖です。
許してチョンマゲ♡
さて、競輪選手をはじめスポーツ選手のお仕事って、どんなものがあると思いますか?
レースの日程が決まったら、それを目指してやることって、実は非常にシンプルなのです。
挙げてみると、
・練習
・休養
・ケア
の3項目。
あれ? 意外とやること少なくない?
ひと言に練習と言っても有酸素運動や無酸素運動、ウェイトトレーニングから乗り込みまで様々に分類されますし、休養と言っても寝て過ごすのと旅行に行くのでは話が違います。
取材やイベント等もプロの仕事ですが、それは割とイレギュラーなイベントなのでいったん横に置いてもらえますか?
全部細かいこと言ってると、記事が長くなるんじゃ(急な逆ギレ)(支離滅裂)。
…ってな感じで、大きな括りでいう3項目は練習、休養、ケアってことにしてもらって…。
レース本番の日程が発表されて、この3項目をどのようにスケジューリングするかがキモなのです。
・練習
ライフや体力のゲージを削って練習してパフォーマンスのバロメーターを上げる。
試合本番に向けて、パフォーマンスを上げつつも疲労が溜まりすぎないように調整してゆく。
もし、体力ゲージが低い状態が続いたり、体力ゲージが低い状態で練習や試合に挑むと不調や怪我を引き起こしてしまう。
・休養
スケジュールを削って休養を取り体力ゲージを回復する。
身体を休めるのはもちろんだけど、趣味や娯楽など仕事から離れる行動もこの項目に入ると思います。
メンタルの回復になりますからね。
休養の取りすぎ、それ即ちサボり。
バロメーターが上がらないぞ! 休みすぎには気を付けろ!
・ケア
スケジュール的に休養ができない際に使う体力回復アイテムのようなイメージ。
半日しか休養スケジュールが取れない時に課金して回復にバフをかける! 的な感じですね。
あれ? なんか、ゲームで見たことがあるような世界観ですね…。
そう、パワプロやウマ娘等のスポーツ系育成ゲームの操作そのままなんです。
というか、順番的にスポーツ選手の人生をゲームとして昇華したものなので当然と言えば当然なのですが(笑)。
現実だと、ボタン操作ひとつでスケジュール進行! という訳にはいきませんが、やっていることは育成ゲームのマイライフやサクセス的なモードと全く同じですよ。
ホント、あの手のゲームって上手に作られています。
ここで、ぼく(田村風起)をパワ〇ロ的な世界観で客観視してみましょう。
練習量が極めて少ないのでパフォーマンスのバロメーターが非常に低いぞ!
でも、ケアと休養を欠かさず行うため常に絶好調!
趣味に全力投資!練習以外の場面で得られる変なスキルをたくさん持ってるぞ!
ポジティブ、お祭り男、ラッキーマン、チャンスメーカー、研究熱心、ガッツ◎のような、趣味イベントで獲得した大量のサブスキルを武器に、運に身を任せて脚力では絶対敵わない相手となんとか戦っている!
基本的に弱いけど、奇跡的にサブスキルが発動する場面では、なんの前触れもなく急に強い勝ち方をするぞ!
的なね。
…書き出してみると実にひどい選手ですね。
今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします…。
さて、ここまでこんなにいろいろと語って、一人で盛り上がっといて何ですが、本記事のタイトルを思い出してください。
『いつも行ってる鍼灸院』
そーーーーです!
今回、私はケアの話がしたいのです!
「ケアの話がしたいよォ(照)」
「いつも行ってる鍼灸院を紹介するよ♡」
と言えばいいだけのことを、キモ=オタクはここまで遠回りして引き伸ばしてしまうのです。
オタクの生態をご理解頂くには実に良い資料でしょう。
例えばオタクは日常生活でも、女性とデートに行きたい! となったら
「よければご飯行きませんか?」
と、イエスノーで白黒つけるではなく
「あっあっ、拙者ディナーにピッタリのいいお店知ってるんだけどなぁwww 一緒に行ってくれる人いないかなぁ、あっ、そういえばクリスマスが空いてるんだけどな〜(フォカヌポウ)」
と、本題とはかけ離れた、誰も聞いてもいない無駄な情報量を付け加えて自爆してゆくのです。
誰に向けて放たれるでもないその言葉は、誰にも届くことなく天空に向かって消え去るのです。
冬の夜空に瞬く星屑は、オタクが虚空に放った情報量で輝いているそうですよ。知ってましたか?
はい、さらに話が逸れましたね。ゴメンナサイ。
という訳で(強引)、やっと本題です。
ぼくがいつもケアでお世話になっている鍼灸院を紹介したいと思います。
やってきたのは滋賀県大津市の中心にある、京阪びわ湖浜大津駅〜三井寺駅付近です。
現代では珍しい路面電車が走る、情緒溢れる街ですよ。
京都アニメーションとのコラボ電車が走っているので、オタク御用達の路線です。
御用達路線とか言って、拙者は車で来たんですけどね〜www ドプフォwww
…サーセン、もう悪ノリはナシでいきます。
ちなみに写真に写っているのは『響け!ユーフォニアム』のラッピング列車です。
昔は『けいおん!』や、『中二病でも恋がしたい』等の京都アニメーション作品、『ちはやふる』などの滋賀県にゆかりのある作品がラッピングされた列車が走っていましたよ。
観音鍼灸院!
滋賀県が誇る、超スゴ腕の鍼灸院です。
この観音鍼灸院、近畿地区の選手がお世話になることはモチロン、先生の凄さを聞き付けて全国各地の競輪選手がわざわざ駆け付ける程の名鍼灸院なのですよ。
僕は滋賀県出身というだけで、そんなすごい所とは知らず師匠に紹介してもらい通い始めました(笑)。
ありがたいことです。
こちらが施術を行ってくださる、小林先生。
鍼治療の施術の上手さや丁寧さはもちろん、触診や脈診の精度がすっごいんですよ。
筋肉のハリや故障はもちろんなのですが、背中を撫でただけで「風邪ひいた?」とか「食べすぎた?」とか、そんな情報まで当てられるのはマジで意味不明。
本当、東洋医学って神秘です。
東洋医学は過去の人類の経験の集大成と言いますが、集大成を感じさせるクオリティの診察や施術ができる先生ってほんとひと握り。
技術とセンスの両方がなければ成り立たないのが、観音鍼灸院クオリティ。
平たく言えばゴッドハンドですね。
そんなゴッドハンドを求めて、全国から選手が集まる、という訳です。
施術は、極細の鍼(はり)を浅めに刺す全く痛くないタイプです。
突然のお目汚し失礼…!
ぼくの汚い半ケツからは目を逸らして貰うとして…。
こんな感じで、髪の毛のような細さの鍼をツボに打たれます。
ちなみにこのシーンは、鍼に電気を流して筋肉をゆるめる施術の最中ですよ。
この後、うつ伏せ、仰向けで再度全身に鍼を打ってもらい、軽いマッサージとストレッチを受けて終了という流れです。
鍼治療というと「痛そう…」「怖い…」というイメージが付き纏いますよね。
また、思い切って鍼治療を受けても「神経に鈍痛が走って嫌だった」と敬遠してしまう方もいらっしゃると思うんですよ。
実際僕も昔、他の鍼灸院で深く鍼を刺されて神経がビクン! となるのが怖くて、しんどくなって行かなくなった経験があったのですが…。
ここ、観音鍼灸院はそんな鍼治療特有のウィークポイントを一切感じないんですよ。
たまに毛穴に鍼が当たるとチクッとするんですけど、その程度。
流れ作業のように、割と短時間で施術は終わります。
なのに、終わってみると全身がしっかりと緩むし、痛かった所が治るのです。
あまりに持ち上げすぎると胡散臭く感じる人も出てくるかも知れませんが、プロスポーツ選手御用達の治療院って意味わからん腕前のすごい先生がいるもんです。
そのひとつが、ここ観音鍼灸院な訳です。
プロスポーツ選手御用達! ゴッドハンド! と持ち上げたので敷居が高く感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、言ってしまえばただの町の鍼灸院なので一見さんでも普通に予約できます。
不調がない方も、行ってみると目に見えない不調を見つけてもらえるかもしれませんよ。
ぼくも、観音鍼灸院に通う前は
「自分は健康体だ」
と思っていたのですが、初めて施術してもらった後に
「今までの俺はどれだけ不健康体だったんだ…」
と即落ちしました。
お近くの方はもちろん、遠方の方も電車なら京都駅、車なら名神高速道路の京都東インターチェンジからアクセス良好なので、是非行ってみてください!
観音鍼灸院HP
https://www.kannonshinkyu.com/
本当にオススメですぞ!
ボートレースびわこも近いしね!(そっちが本命ではないぞ!)(ほんとだぞ!)
ってな訳で、長い前置きトークからのぼくがケアでお世話になっている観音鍼灸院のお話でした!
あ、やっぱ文末が破綻しましたね! わかり切ってた!
ではまた次回〜。
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1995年3月30日生まれ。滋賀県出身。 日本競輪選手会 奈良支部所属107期の競輪選手。現在はA級2班。同期には新山響平、山岸佳太、簗田一輝など。 ……以上はすべて仮初めの姿であり、本業は某アイドルのプロデューサーであるともっぱらの噂。 ドール、カメラ、声優など、さまざまな「沼」に足を踏み入れている。