【12月28日更新】2021年総まくり <前編>
今年の8月から連載が始まった『出張スポニチ情報局・風輪火山』。
これまで毎週2回、「狙い目選手」や「こだわりの逸品」などを中心にさまざまな選手を紹介してきましたが、今回は「2021年総まくり<前編>」と題して、8月~10月中旬に紹介した選手のその後の活躍具合を調査。
スポニチ情報局の記者の目が本物かどうか……結果はいかに!?
「狙い目選手」として紹介したのは11選手。
まずは渋いところを挙げると、51歳のいぶし銀・會田正一(あいだ・しょういち、千葉=68期)。
8月13日の掲載以降の成績を見てみると、12場所(36走)で1着はゼロだが2着10回、3着5回と健闘。ちなみに4着も9回と大敗するケースが少なく、ファンを最後まで楽しませてくれた。
22年1月からはA級1班として、しぶとく2、3着争いを演じる。
東日本の方にはあまりなじみがないかもしれないが、9月3日に紹介した片山智晴(かたやま・ともはる、岡山=92期)も、ぜひ覚えていてほしい1人。
直近10場所(30走)で19回確定板入り(1着5回、2着7回、3着7回)と安定感抜群の走りを見せており、師匠の柏野智典とともに「22年も狙い続けたい選手」確定だ!
10月8日に紹介した鈴木庸之(すずき・のぶゆき、新潟=92期)は、6年ぶりに地元弥彦で開催されたGⅠ寬仁親王牌に照準を合わせていたが、直前に持病の腰痛が出てしまい❼⑧欠と最悪の結果に…。
現在は治療に専念するため長期欠場中だが、1月24日からの向日町FⅠで復帰予定。来年こそは“のぶスマイル”連発に期待したい。
「こだわりの逸品」を紹介してくれたのは6人。
桜色の鼻緒の一本下駄を紹介してくれた山原さくら(やまはら・さくら、高知=104期)は、8月の岸和田でガールズケイリン3人目の通算400勝を達成。
以降も9月防府、10月富山・松阪、12月高知で圧巻のVを決めるなど絶好調。
ガールズGPトライアルでは見せ場を作れなかったが、来年こそは16年以来6年ぶり5回目のガールズGP出場を目指す。
アニメオタクとしても知られる“タマムライダー”こと玉村元気(たまむら・げんき、香川=101期)は、『戦姫絶唱シンフォギア』のピンクのTシャツを披露。
11月久留米、12月高知で優出などの活躍を見せ、特に11月の久留米ミッドナイト準決勝では1着で3連単9万円オーバーの立役者に。
22年もアニメパワーとスタート前の変身ポーズで暴れまくる!
いい結果を残した選手ばかり取り上げてないか!?
そんな声も聞こえてきそうですが、あくまでも参考程度におおらかな気持ちで見ていただけますと幸いです。
今年最後の更新となる次回(31日)では、10月中旬以降~12月にピックアップした選手を振り返ります! お楽しみに~♪
(情報局記者A)
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