【12月21日更新】プロたる誇りは道具にも! 選手に聞く「こだわりの逸品」
12月初頭の豊橋FⅠナイター。検車場の隅では手のひらサイズのサッカーボールで器用にリフティングする選手の姿が…。
松澤敬輔(まつざわ・けいすけ、宮城=97期)だ。
実際に触らせてもらうと、ボールと言うよりは子供の頃に触ったお手玉の感触によく似ている。
「日本ではなかなか手に入らないけど、スポーツ用品店などで探すと300円ぐらいで売ってたりします」
「なぜサッカーボールでやらないかって? 実はサッカーボールではできなんです。未経験者なので(笑)」
中学校は軟式野球、高校時代はスピードスケート…。確かにサッカー経験はないようだ。
「高校時代、スケートのアップで使っている人がいて。自分も遊びで始めたのですが、競輪選手になってからもアップで使うようになりました。サッカーと言うよりは、セパタクローの感覚ですね」
セパタクローとは東南アジア発祥のスポーツで、足や頭を使って行うバレーボールみたいな種目だ。
「腸腰筋(インナーマッスル)が鍛えられるし、ランニングするよりも自分に合ってますね」
このアップ方法こそ、時折見せる鋭いタテ攻撃につながっているのだ。
【次回出走予定】
1月10~12日(取手FⅡ)
(情報局記者A)
1949年創刊のスポーツニッポン新聞社が長年の競輪報道を通じ培ったノウハウと人脈を生かした情報で人気のスポーツ紙唯一の競輪専門サイト。最新ニュース配信、ミッドナイト詳細予想、ガールズケイリン、お得なキャンペーンなど無料で見られる情報が満載。