【10月6日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【佐藤礼文】
佐藤礼文(さとう・あやふみ、32歳=茨城・115期)が進化を遂げている。
9月の大宮で二度目のS級優勝。
決勝で最内を突いて伸び切った動きはもちろん素晴らしかった。
ただ、それよりも目を引いたのが準決勝。
目標にした同期同県の小畑勝広が先行すると、捲って来た外の別線をブロック。
内から来たライバルも締め込み、アンコの3車並走をしのぎ切って2着に入った。
「先輩たちにブロックの時についてアドバイスをもらっている。最近はそのアドバイスを生かせるようになってきた」
と、確かな手応えをつかむ。
自身でも「自分はまだまだ」と語るように、茨城の追い込み型には武田豊樹を筆頭に、芦澤大輔・辰弘兄弟、横山尚則、杉本正隆など、実績ある選手が揃う。
「先輩たちの動きは凄く勉強になるし、自分もできるようになりたい」
初のビッグレース、GⅡ共同通信社杯での経験を通して、向上心も高まっている。
元気な関東を支える追い込みとして、さらに成長を遂げるはず。
先の共同通信社杯を含め、今年参戦したグレードレースではすべて確定板入り。
格上相手でのレースでも狙ってみたくなる存在だ。
【次回出走予定】
10月16~18日(取手FⅠ)
(情報局記者A)
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