【9月30日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ|DMM競輪

【9月30日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ


熱い絆で手にした優勝は格別だ。




9月22〜24日の静岡FⅡで4年ぶりに地元優勝を飾った飯田憲司(いいだ・けんじ、39歳・静岡=96期)。
決勝は同門の後輩にあたる仁藤秀を目標に番手捲りで美酒に酔った。


弟弟子の仁藤は前検日から「決勝で兄弟子の飯田さんを引っ張りたい」と鼻息が荒かった。





深澤伸介一門で汗を流す2人が決勝で待望の連係。
飯田にとっては可愛がっている弟分が捨て身で逃げればその思いを無駄にはできない。

しっかり勝ち切り、安堵と喜びの表情でウイニングランを駆け抜けた。


飯田は弟弟子の引き出しがあったから勝てたわけではない。好調の裏付けもある。
夏場にハードトレーニングを課し、秋口から調子が上向くように計画的なトレーニングをこなしていた。

「7〜8月に時間があり、まとまった練習ができていた。その成果が出るのは9月頃だと思っていたし予想通りです」

さらに続けて…

「この年齢で若手と先行争いすることはないが、今では先行と捲りどっちでも大丈夫ですよ」


徹底先行タイプや捲り一辺倒なタイプは戦法が限られているため、勝ちパターンに持ち込めなければもろさが出てくる。
先行型の理想はバランスよく先行と捲りを使い分けること。

状態面に自信を持つ飯田はどちらも対応できると胸を張る。
脚力の裏付けで先行テクの引き出しが増えたことが成績上昇の一因だ。

同門の絆が実を結び闘争心に火がついた飯田。
心技体の充実で、これから白星&優勝の量産態勢に入るかもしれない。


【次回出走予定】
10月1~3日(弥彦FⅡ)

(情報局記者A)



1949年創刊のスポーツニッポン新聞社が長年の競輪報道を通じ培ったノウハウと人脈を生かした情報で人気のスポーツ紙唯一の競輪専門サイト。最新ニュース配信、ミッドナイト詳細予想、ガールズケイリン、お得なキャンペーンなど無料で見られる情報が満載。

この記事をシェアする

FacebookTwitterLINEはてなブックマーク