【9月3日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ
追い込み選手に最初に求められること。それは自力選手の踏み出しに離れないことだ。
8月21日の佐世保ミッドナイト2日目のA級準決勝。
片山智晴(かたやま・ともはる、岡山=92期)は畝木聖(うねき・さとる、岡山=117期)の6番手カマシにきっちり食い下がり2着に入った。
畝木の1周タイムは前半、後半ともに11秒7。
決して〝優しい〟仕掛けではなかったが、片山は別線の自力型が捲り上げて真横まで来ても番手を守り抜いた。
「僕はスピードがないので前頼み。展開を打開する脚がないから前の仕掛け次第」と片山。
謙そんした言葉だが、逆に好目標さえあれば勝ち負けできるという意味でもある。
昨年は落車により右手首を骨折。
握力が20㎏台の時もあったと言うが、その影響はもうない。明らかに調子は上向いている。
追走が堅実で前から離れることが少ないので、車券的に買いやすいタイプ。差した時の〝裏目千両〟の好配当を期待したい。
【次回出走予定】
9月13~15日(防府FⅠ)
(情報局記者A)
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