【8月25日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【棚瀬義大】
「タナセが強いですよ」
デビューした123期のルーキーたちに〝養成所順位を抜きにして同期で誰が強い?〟と聞くと、何人もがそう答えた。
棚瀬義大(たなせ・よしひろ、23歳=岐阜・123期)。
朝日大学出身で、身長180センチオーバーの高身長イケメンだ。
本人に同期の評価を伝えると
「いや、誰が言っているんですか(笑)。そんなことないですよ。ただ、長い距離を踏めるというだけです」
と控えめだった。
ただ、同期たちの評価は正しかった。
3,000mのタイムでは123期No.1を誇る地脚は凄まじかった。
本デビューから無傷の9連勝でいとも簡単に特別昇班を達成した。
昇班初戦も連勝こそ止まったが、決勝に進出。
A級1・2班戦の感想を聞くと
「甘くないですね。ペースも早いし、力だけでは押し切れない」
と、課題もしっかり見出した様子だった。
現級で通用するところを証明しただけに、しばらく軸として狙えそうだ。
上位のレベルのペースや仕掛けに慣れさえすれば、9連勝でS級入りも十分あり得る。
そして、将来は中部を背負う大型先行となることに期待したい。
【次回出走予定】
9月4~6日(和歌山FⅠ)
(情報局記者A)
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