【8月29日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」【野田源一】



〝単騎の源さん〟の愛称で穴党から絶大な人気を誇る野田源一(のだ・げんいち、44歳=福岡・81期)。




誰にも付かず自分でやるスタイルは野田の専売特許。もはやブランド化してると言ってもいいだろう。

ライン競輪において単騎、もしくは同地区の後輩に付かず自分で走るのは必ずしも有利と言えないが、それを貫く希有なトップレーサーだ。

西武園オールスターでも2勝を挙げ、自在脚を極めつつある。


そんな野田から

「このスタイルは45歳までと考えている」

とびっくり仰天の発言。
12月11日の誕生日を迎えるまで今の競走スタイルを貫くが、それ以降は

「番手を回る走りもやっていきたい」

と明かした。


「九州は若手が多く育ってますからね。まだはっきりと決めているわけではないが、追い込みに変わるなら脚があるうちにと考えている」

西武園オールスターの走りを見る限り、タテ脚に衰えはない。
だが、3走目(1着)に関しては

「ゴールしてから疲労が倍以上ある感じだった」

と、脚力の衰えは少しずつ実感している様子だった。


「秋田から福岡に移籍して番手を回ったことがないわけではない。坂本健太郎・亮馬にも付いていますし。でも10年ほど前かな」

「とりあえず今年の競輪祭までが一つの区切りで、誕生日を迎えた45歳からはいろいろ考えたい」

〝単騎の源さん〟はベテランの域に入ってどんな進化形態を見せるのか。注目だ。


【次回出走予定】
9月7~10日(立川GⅢ)

(情報局記者A)



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