【7月11日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」【野崎修一】
2月に還暦レーサーの仲間入りを果たした野崎修一(のざき・しゅういち、60歳=栃木・57期)がまだまだ元気いっぱいだ。
「老化現象が始まってます。老眼がひどいし、耳も聞こえにくくなってるから、もうちょっと近くに来てよ」
ジョークもまじえながら気さくに取材に応じてくれた。
先月、最年長レーサーだった佐古雅俊さんが引退を表明。
現役では野崎ら61歳世代の6人が最年長レーサーになった。
「まだまだ頑張ってる人が多いから自分も頑張らないとですね。賞金が下がった10年くらい前にちょっとモチベーションが下がったこともあったけど、今はできる限り長く頑張りたいと思っていますよ」
「少しでも長くコツコツと。昔よりも今の方がまじめにやっていますね。もうごまかしが利かない年齢になっているので」
1986年5月のデビューから38年が経過した。
前場所の立川では昨年5月以来となる決勝進出も果たし、今回取材した久留米でも準決勝に進出。
スピードある若手レーサーとの戦いの中でもいぶし銀の走りで存在感を示している。
「何も考えないことかな。いろいろ考えちゃうとね…。ストレスをためないことだね」
競輪選手としての〝長寿〟の秘訣を教えてくれた。
これからの奮闘にもエールを送りたい。
【次回出走予定】
出走中~7月12日(久留米FⅡ)
7月20~22日(取手FⅡ)
(情報局記者A)
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