【7月14日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【長松大祐】
7月から新期に突入した。
チャレンジ戦には123期のルーキーが参戦し、A級1・2班戦にはS級からの降級組や3班からの昇班組も入り乱れて、脚力の比較が難しい時期になっている。
先日の久留米ナイターでは、121期の長松大祐(ながまつ・だいすけ、25歳=大分・121期)が1・2班戦デビュー。
前検日には
「腰の状態も万全ではないし、どこまで戦えるのか…」
と、不安も口にしていたが、終わってみれば初日と最終日に白星を挙げる奮闘。
初日は5番手捲りを決め、最終日は打鐘3コーナーから仕掛けて逃げ切った。
今後の活躍がますます楽しみになった。
ただ、2勝を挙げたことよりも、原大智との二分戦だった準決勝が惜しかった。
相手はライン4車。突っ張られて5番手に戻り、最終2コーナーから好回転の捲りを打ったが、小埜正義の強烈なブロックに阻まれた。
「止められちゃいました。さすがですね」
と、振り返った長松よりも、
「小埜さんのブロックがなかったら捲られてましたね」
と、冷や汗をかいていた原のコメントの方が印象に残った。
初日のレース後には
「先行していないのでどうなのかわからないけど、戦えないことはないのかな」
と、1・2班戦に対する印象を語っていた長松。
最終日は長い距離を踏んで押し切った。ある程度の手応えはつかめただろう。
駆け引きや組み立てなど、まだまだ課題は多いが脚力やスピードは上位相手にも通用。
レースをこなしていけば大化けする可能性を秘めていそうだ。
1学年下の弟の空吾(くうご・123期)もデビューを果たした。
刺激を受けているのは間違いない。今後の走りからも目が離せない。
【次回出走予定】
7月19~21日(名古屋FⅡ)
(情報局記者A)
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