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【6月10日更新】忘れずに次走で狙いたい！ 要注目選手ピックアップ
今回は似たような背景で調子を上げている2選手を取り上げたい。
一人目は、かつてS級にも在籍した菊谷信一（きくたに・しんいち、37歳・大阪＝90期）だ。
5月の別府ミッドナイトでは初日、鋭い差し脚を披露して1着。
前検日から練習での手応えを話してくれていたが
「ガールズケイリンの選手を目指す子の面倒を見るようになって、自分の状態も良くなっている。練習の感触から以前よりもいい感じですよ」
と教えてくれた。
直後の松山ミッドナイトは準優勝。
1・2班戦では17年8月の和歌山以来、約5年ぶりの決勝進出だった。
次の宇都宮ミッドナイトは優出を逃したが、チャレンジ戦でも苦しんでいた姿はもうない。
持ち味の鋭いタテ脚が徐々に戻っており、目標がある際はもちろん、目標不在の場面でも高配当の立役者になってくれそうだ。
【次走出走】
6月28～30（伊東FⅡ）
もう一人が竹下翔（たけした・しょう、34歳・熊本＝101期）。
「4月の手前くらいから、選手を目指している子の面倒を見る機会が増えて、鍛えながら一緒に練習して自分も良くなっている」
と、こちらも相乗効果で上昇ムード。
5月の佐世保で、昨年8月以来の優出を果たした。
長らく3班暮らしが続いているが、再び上を目指せるきっかけになっているのは間違いないだろう。
【次走出走】
6月11～13（奈良FⅡ）
菊谷も竹下も後輩の指導で成績、状態がアップ。
『指導する側が背中で見せないと』というメンタル面でもいい効果が出ている。
既に結果に表れ始めてしまっているが、しばらく追いかけていっても損はないはずだ。
（情報局記者A）
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