【6月14日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」|DMM競輪

【6月14日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」



年を重ねると結果を残すことは難しい。
それでも、内藤宣彦(ないとう・のぶひこ、51歳・秋田=67期)は衰えを全く感じさせない。




高松宮記念杯は出場できなかったが、今年前半は2月全日本選抜、5月日本選手権のGⅠに出場している。

記念では昨年11月武雄、今年3月名古屋で決勝に進出。
5月佐世保の全プロ記念最終日には通算400勝を達成した。

「50代になっても特に変わりない。練習する時間は決まっていて、ご飯を食べるように同じことの繰り返し」

何十年も継続することは簡単なことではない。それをさらっと言えることが高いレベルで戦える秘訣(ひけつ)なのだろう。


本人の努力はもちろんだが、内助の功があるからこそ長く活躍できている。

「今の位置は嫁さんの協力なしではいられない。体のケアのサポートを毎日1時間以上費やしてくれている」

「僕よりきついと思うし普通の人だと無理だと思う。自分が逆にやれと言われたら、やだなって思うぐらい」

と、家族には感謝しきり。


今後の目標としては最年長記録の更新を挙げた。

「どんな小さな記録でもいいから最年長記録をひとつでも作れたら」

最年長記録といえば5月に惜しまれながら引退した萩原操さん(はぎわら・みさお、58歳・三重=51期)を思い浮かべる人は多いはず。
内藤も萩原さんは別格だと感じている。

「年をとるとハードなトレーニングはしんどい。50代後半になった時にそんなトレーニングを続けられない」

「萩原さんに練習を聞いた時に(ハードなメニューを)やっている感じだったので凄いなと思った。超人ですね」

萩原さんの記録を超えるのはたやすくない。
それでも、まだまだ元気いっぱいの内藤なら更新できる日がくると信じている。


【次回出走予定】
6月29日~7月1日(取手FⅠ)

(情報局記者A)



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