【3月22日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」
2022年前期(1~6月)でS級1班の50代は3人しかいない。そのうちの1人が室井健一(むろい・けんいち、51歳・徳島=69期)だ。
選手生活30年。過去にはGⅡでの決勝進出が2回あり、双子で弟の竜二(りゅうじ、51歳・徳島=65期)もS級で活躍している。
3月16~18日の松山FⅠでは❷③❺着。21年6月の高松以来となる決勝に進出した。
準決勝は後方から突っ込んで3着に入ったように、しぶとい走りはまだまだ健在。
松山出走の前に息子の蓮太朗(れんたろう、21歳・徳島=121期)が日本競輪選手養成所を卒業して、5月のルーキーシリーズでデビューする予定。これが一番の発奮材料となっている。
「今は息子と一緒に練習をするようになって、気を引き締めている。早くS級になってくれんと自分が(A級に)落ちる(笑)」
親子でS級レーサーとなる夢をかなえるために努力は惜しまない。
「来期はS級2班だけど、また1班に戻りたいし、あと1回はGⅠに出たい」
GⅠ出場は約2年も遠ざかっているが、松山の走りを見ていると大舞台に戻る日はそう遠くないかもしれない。
【次回出走予定】
3月26~29日(玉野GⅢ)
(情報局記者A)
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