【3月11日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ


末木浩二(すえき・こうじ、30歳・山梨=109期)が好調モードに突入しようとしている。




自身二度目のGⅠ参戦となった取手・全日本選抜は9・2・2・9着。
2連対を果たしたレースは大いに見せ場をつくったが、本人は上位陣との力の差を感じたという。

「最終日(9着)は町田太我君のカマシのスピードにびっくりした。次元が違うと感じた」

GⅠクラスを相手に戦うにはトップスピードが足りないと痛感。
そこで諸橋愛や関東の先輩たちにセッティングのアドバイスを求め試行錯誤した結果、さっそく方向性が見えてきた。

ゴールするまで一定のスピードが出るセッティングから、トップスピード重視に変更。


続く伊東FⅠ(4~6日)で早々に手応えを掴んだ。

初日は特進初戦のルーキー鈴木浩太を相手に上がり9秒6の捲りで力の違いを見せつけ、準決勝は鈴木薫の番手から直線で切れ味鋭い伸びを発揮した。

「調子もいいけどセッティングの感じがいいみたい」と笑みがこぼれた。

メンバーに応じて先行、捲りだけでなく追い込みも使い分ける自在派。
スピードの絶対値を上げるやり方は末木の脚質と現代競輪にマッチしており、今後も格上相手にアッと驚く一発があるかもしれない。


【次回出走予定】
3月26~29日(玉野GⅢ)

(情報局記者A)



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