【2月23日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【伊早坂駿一】
105期の卒記チャンプ・伊早坂駿一(いはやざか・しゅんいち、29歳=茨城・105期)の完全復活が間近だ。
S級優勝実績もある大型先行タイプは近年、腰椎椎間板ヘルニアに悩まされA級暮らしに。
存在が影を潜めていたが、転機は突然やってきた。
〝災い転じて福となす〟出来事があったという。
「昨年12月にインフルエンザにかかってしまってしまい、2週間近く練習が全くできなかった。寝たきりに近い状態。そうしたらヘルニアが治ったんです。それまでは脚にしびれが出るほどだったが、ぱったりと痛みやしびれが消えた」
「自分でもびっくりですよ。ヘルニアを治すには休むことが一番と言われたが、競輪選手は練習を休むと脚が落ちちゃうからなかなかできない。まさかの出来事でした」
まさに不幸中の幸い。
腰に抱えていた〝爆弾〟が消えてからは
「練習でも感じ良く踏めているし、もう不安はなくなりましたね」
と、笑顔を見せる。
2月13日の西武園FⅠ初日には、6番手からの捲り追い込みで頭まで突き抜けた。
捲りが決まりにくい西武園であの走りができるのは、本来のスピードを取り戻しているから。
今年は巻き返しの1年になるはずだ。
【次回出走予定】
2月24~26日(川崎FⅡ)
3月5~7日(松阪FⅡ)
(情報局記者A)
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