【2月20日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」【堀政美】|DMM競輪

【2月20日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」【堀政美】



茨城登録では最年長レーサーの堀政美(ほり・まさみ、55歳=茨城・65期)。




メンバー次第では予選回りとなることもあるが、昨年8月からすべて準決勝に勝ち上がっている。

もつれた展開では捲りが出るほど。まだまだ差し脚に衰えは感じられない。


トレーニングメニューを聞くと

「練習は昔からほぼ変わらないよ。師匠(小倉久人=41期・引退)と一緒に練習していた頃は車誘導をしてくれたけど、今は午前中に街道でじっくり乗り込んで、午後はもがき練習。レースの翌日は休みにすることもあるけど、練習内容はずっと決まっている」

と、慣れ親しんだ〝昭和の練習〟を繰り返す。

「今さら変えてもしようがないしね。上を目指す人はそんなんじゃダメかもしれないが、自分にはこれが合っている」

と、信念はブレない。


そんな堀の力の源は家族の存在だ。

「一番上のお姉ちゃんが専門学校から大学(4年制)に通うことになった。その下の子どもは双子で、3人とも大学1年生なんです。まだまだ頑張らないと」

「自分は走るだけで、家のことは嫁さんがすべてやってくれる。家族みんな頑張っているし、それが励みになってる。背負っているモノを感じますよね。家族のために頑張りたい」

〝チーム堀〟のボスは「3人の子どものために3倍頑張らなきゃ」と、闘志が燃えたぎっている。


【次回出走予定】
3月1~3日(いわき平FⅠ)

(情報局記者A)

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