【1月31日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」【市本隆司】|DMM競輪

【1月31日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」【市本隆司】



昨年9月、市本隆司(いちもと・りゅうじ、51歳=広島・72期)が、海外でものすごいことをやってのけた。




アメリカ・ロサンゼルスで開催されたマスターズ世界選手権で、初出場ながら男子スプリント50~54歳のカテゴリーで見事、世界一に輝いたのだ。

「(21年12月)PIST6でタイムが出て、周りから(マスターズ世界選手権を)目指した方がいいと言われた」

200メートルタイムトライアルで10秒2。これは当時の50~54歳の世界記録(10秒5)を大幅に更新するものだった。

海外への出入国が緩和されたことも重なり、トントン拍子で出場が決定。
自転車競技の経験が乏しいながらもミラクルを巻き起こした。

「たまたま。(元競輪選手の)案浦攻さんと(一緒に参加していた)伊藤信君のアドバイスのおかげ」

周囲の援助もあり最高の結果に結びついた。


国内の競輪では昨年10勝を挙げているいぶし銀。ただ成績はじりじりと下降している。

「(自転車競技が)競輪にもつながってくれれば。何かのきっかけではまらんかな」

1月広島の初日予選で伸びて2着に入ったように浮上の兆しは見えてきた。
ひと足早く春の足音が聞こえてきたベテランの奮闘に期待したい。


【次回出走予定】
2月5~7日(小倉FⅡ)

(情報局記者A)



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