函館競輪はすごいぞ|DMM競輪

函館競輪はすごいぞ

この間、函館競輪に参加してきました。


こんな時期に遠征に行った報告をするのもアレなんだけどね、仕事だししゃーないし。

というか、皆さんお気付きでしょうか!
ぼくが「〇〇競輪場に行ってきました!」と、わざわざブログ記事にするのは初だということに!


そもそもの話、競輪参加時の撮影機器の持ち込み禁止、写真や音声を撮ってはいけないルールになってしまった現状では競輪場の宿舎紹介もできねーし。

観光をするほどの時間も体力もないので、せっかく全国各地の競輪場を巡っても空港かサービスエリアの写真しかなくて、ブログのネタにできるほどの情報量がないんですよね。


そんな中、数年ぶり(前回来たのは奈良に移籍する前だったので4年以上前)に函館の斡旋が入りまして。

当初は「コロナ禍でややこしい時期に飛行機遠征させやがって」と、ぶーぶー言っていたのですが、参加してみると飯はうまいわ気候は良いわでニッコリ。

そして宿舎での後泊!
これだけで記事がひとつ書けるネタがあったので、紹介していこうと思います。

※今回記事の写真は全て非開催時並びに管理区域外での撮影です。念の為。





では、まずはこれをご覧下さい。





ちょっとブレちゃっててすまん。

「ナイター開催おすすめ 後泊メニュー」

だそうですよ?
なんやこれ、こんなん頼んでまうやろ普通。


一応説明しておくと、ナイター開催の時は最終日の晩御飯が出ません。
しかも最近は新型コロナウイルスの影響で、宿舎に後泊する者は外出・飲酒禁止! ご飯を食べに行くのはもちろん、買い出しすらも禁止です。

そもそも施行者さんの善意で、無料で泊まるところを提供してくださってる訳なので、飯に行きたきゃ金を払って他所に泊まらないとダメのは当然ですね。

ただ、物理的に晩飯がない…という問題があるので、宿舎で後泊をする人のために選手会や食堂がお弁当やお夜食を用意してくれるスタイルなのです。
(コロナ禍になる前は、お酒とかおつまみを用意してくれる場もありました。)


そんなのも含めて各競輪場によって内容は様々ですが、函館競輪は食堂がお弁当、というか丼を提供してくださる形、ということです。




海鮮丼、800円から。

ま、800円の海鮮丼ならこの写真ぐらいのもんやろ。近所の食堂にもこのくらいのちゃっちい漬け丼とかあるやん。
それが函館の新鮮な刺身やったら贅沢な話ですわな。



800円“から”?
ブレて見にくいですが、メニューの説明をもう一度よく見てください。

「ご希望の金額でグレードUPしたものもご用意できます。ぜひご利用ください♪」

だそうですよ?



なんやその要素!
めっちゃおもろいやないか!!!!!

得体の知れない食堂業者(圧倒的失礼)に、大切な賞金を託して海鮮丼のグレードアップをしてもらう……!
しかも、メニューの写真。これは800円の例だそうです。
プラの器のせいですげえちゃっちく見えるけど、結構ええ量。


めっちゃおもろいやないか!!!!!(二度目)

これは頼むしかねえ!


注文はスタッフさんに「海鮮丼ひとつ、〇円のものを頼む!」と伝える形だそうで、流石に基準がわからんすぎるので

「グレードアップってどんな感じですか…?」と聞いてみると、ひと言。

「あ、2000円くらいがコスパいいっすよ」と。さらに

「仕入れの状況によって種類が変わるので内容はなんとも言いきれないですが、便宜上、上限は3000円にさせて貰ってます」と。


なんやその博打要素!
めっちゃおもろいやないか!!!!!(三度目)

そりゃ注文するしかねえ! ってことで、もちろんMAX3000円のものをお願いしましたよ。


3000円の海鮮丼って言ったら、もう観光地の値段ですよ。
昔、敦賀に行った時に奮発して食った超でっけー海鮮丼、3000円でしたよ?

やれるんか?
もう俺の期待は3000円では買えねーところまで来ちまったぞ?
お前らが煽ったんやぞ?

まあしかし、俺はネタには金を惜しまない男。
失敗してもTwitterとかブログに面白おかしく書いて発散してやる! かかってこいや!


ちなみに、提供後すぐに食べられる見込みが無かったため、刺身がぬるくなるのを防ぐため海鮮丼ではなくご飯と別盛りにしてもらいました(ここだけ冷静)。

しかし裏を返せば「しょぼい刺身盛りを出してみろ…米でボリュームは誤魔化せねーぞ…?」と言わんばかりの采配です。

来いや…! トコトンやったろうやないか…!





こいつは何と戦ってるんだろう…ってなってきたところで、お待たせしました。

出てきたものがこちら!

対戦よろしくお願いします!





でっっっっっっっか!!!!


ごめんなさい! 負けました!!!!!
函館舐めてました!





別盛りの米もメニューの写真のお茶碗サイズだと思ってたら、牛丼みたいな大きさの入れ物にてんこ盛りだしさぁ。







筋子の爆弾おにぎりのサイズ見てよこれ。
ちょっと遠近法入ってるけど、このいろはす500mlだぜ? でかいのは土地だけにしてくれ。

海鮮丼だけじゃ足りないかと思って頼んだけど、どっちもでかすぎて食えなかったのでおにぎりは朝ごはんに回しました。







ちなみにこちらが2000円の海鮮丼です。
入れ物と盛り付けって偉大…。
2000円が小さく見えるぜ…!

というか、2000円の方ですら駅前で食ったら5000円くらい取られるんじゃないか?





このウニ、溶けてるよ…。ってことはミョウバン使ってない生ウニだぜ…。

駅前やったらこれだけで1000円は取られるんちゃう?

横の貝もね、これアワビちゃうか?

駅前やったらこれで1500円やで(駅前への強い執着)。




というのも、実は前泊の時に駅前で奮発してウニ丼を食べたんですよ。





これね!

ウニ丼、ご飯大盛り。

綺麗なウニ! 同じ函館の海鮮丼ならちょうどいい比較対象ですね!



こちら、お値段なんと6000円。

そうなんです、駅前というワードに執着するレベルの観光地価格の高級海鮮丼を、函館駅前で既に食べているせいでハードルが上がり倒してたんです!

ハァ〜〜! そんな中自力勝負でこれはほんとすげえよ、函館競輪の食堂様!

負けました! 対戦ありがとうございました!








デザートにはマルセイバターサンドとガラナです。
これは食堂ではなく、選手会の売店にて購入。
北海道の優雅なデザートまで満喫…すげえよ函館競輪…。



それでは当ブログ恒例の評価タイムに移ります。
今回が初めてですが、恒例。知らんけど。



函館競輪の評価

飯がうまい! バンクも綺麗! 今の時期は気温が心地よい!

点数は……?


マイナス2億点!!!!!!!!!

上記高評価部分、プラス1億点。
低評価部分、マイナス3億点!


低評価部分は「酒が飲めない」です。
この海鮮を出しといて酒が飲めないのはあまりにも生殺し。
コロナのせいです。
コロナのせいで3億点の減点ですわ。
恨むならコロナを恨んでくださいね。

ハァ〜ぁ! マジでせっかくこんなにご飯が美味しい土地に呼んでいただいたのに、酒が飲めねえのは辛いどころじゃないですよ。

はやくクソみたいなご時世から解放されて、遠征で気楽に飲みに行けるようにならねーかなぁ…。



という訳で、変なテンションの茶番回でした。
お察しの通り当記事は夜中に書いてます…。お付き合いいただきどうもでした。


函館さん、是非また呼んでね! できればコロナが落ち着いてからだといいな!
今度は美味しいお酒飲みに来るからね!


じゃ、また次回〜!





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1995年3月30日生まれ。滋賀県出身。 日本競輪選手会 奈良支部所属107期の競輪選手。現在はA級2班。同期には新山響平、山岸佳太、簗田一輝など。 ……以上はすべて仮初めの姿であり、本業は某アイドルのプロデューサーであるともっぱらの噂。 ドール、カメラ、声優など、さまざまな「沼」に足を踏み入れている。

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