競輪選手、強制ステイホーム
※DMM競輪リニューアル前の記事となります。
画像が欠損しております。
ご覧の方にはご不便をおかけしますが、何卒ご了承ください。
先日、ワタクシ富山競輪を欠場してしまいました。
というか、しなくてはいけなくなった…というか。
これまでの競輪人生、落車しても大怪我が少ないこともあり、僕はなかなか欠場ってする事なかったんですけどね…。
実は5月2日、奈良記念 秋篠賞の最終日にイベントの依頼が入ってたんです。テレビで大津さんとかスタジオMCの皆さんと喋るやつ。
スポンサーユニフォームはもちろん、DMM競輪サマのマスクまで用意して出演に備えてたのですが、当日朝から突如首〜喉のあたりに激痛が!
なんでしょうね、リンパが訳わからんくらい腫れまして、おたふく風邪か!? って思うような痛みに襲われちゃったんです。
幸い(?)おたふく風邪は昔かかったことがあるのと、目視で膨れ上がるレベルではないのでそうではないだろ…とセルフ診断をくだしたのですけども…。
最近の競輪選手はこの健康管理手帳(ver.2021は青色表紙になりました)に毎朝検温、健康状態を記入の上、レースごとに提出しなければいけないというキマリがあることは以前ブログにて紹介しましたね。
こんな感じで毎朝、熱計って記入します。
ABCってのは異常があったときの体調とか、密になるとこ行った時とかに記入するやつ。
ほんとは全部Aに丸つけないとダメなんだけど、あまりにも全部Aなので丸つけるのもサボっちゃってますが(笑)。
で、朝イチ熱を計ってみるとなんとまぁ!
いやービビった。
ほんでこのご時世だもん「コロナや! 終わった!」って真っ先に思いましたね。
人間って不思議なもんで、それまでピンピンしてたくせに自分に「熱がある」と認識した瞬間に身体がしんどくなるんですよね(笑)。
即選手会に電話、イベントは当然欠場という運びになりました。
で、最近の競輪界のコロナ対策のルールで、37.5℃以上の熱が出た選手は症状に関係なくその瞬間から8日は経過観察期間となり、自宅待機。その期間のレースは強制欠場ということになってしまいます。
その瞬間に選手会の業務課さん(選手の面倒を見てくださってる本部の実働部隊)を通して即富山競輪欠場の届出が出され、色々と指示が…。
要約すると、経過観察期間は毎朝検温の上、体調と症状、病院受診の有無をメールで報告せよ、とのことでした。
ま、結果から言うと熱は半日で下がりました(笑)。
先日落車した時に炎症のお薬貰ってたので、それを飲んだらリンパの腫れもすーーぐ治まりました(良い子は真似しないでね)。
奈良県様に問い合わせたらコロナの症状でもなく、現状熱もないなら病院受診はいらんよ、むしろ家を出ずに自粛しとけ。GWは絶対外出んなよ(テンプレっぽい警告)、とのことで病院受診もナシ。
人間って不思議なもんで、それまで布団で「うーん」みたいに弱ってたのに、熱が下がったってわかると身体がピンピンするんですよ。
夕方に熱が下がるやいなや、当日から食欲MAX。カレー爆食い。みたいな。その日、ご飯1合食べちゃいましたよ。
そして翌日には当然の全快。みたいな。
いや…まぁすぐ熱が下がったっていう、結果ありきのコメントでしかないんだけど、レース余裕で走れたじゃん…。とは思いましたよね(笑)。
これで強行参加して、もしほんとにコロナだったら取り返しがつかないので仕方ないことなんですけど。
ただ、あまりにすぐ回復したので選手会の担当者に健康状態を報告する件に関しては こんな報告をする始末。
至って真面目ですよ? 真面目ですとも…。まあ前々走で派手に落車して、1週間で怪我治して(自称)、レース走って意地で決勝に乗った訳ですから、もしかすると気付かない所で色々と体に負担がかかっていたのかもしれません。
とはいえ、自分の体調管理不足のせいで奈良競輪様、富山競輪様にご迷惑をおかけしたのはプロとしてあまりにも未熟、心から反省しなくてはいけません…。
はぁ、月給下がっちゃったよ…。
みんなそれで許してちょんまげ…(反省の色なし)。
それは勿論冗談として(笑)。
楽しみにしてくださってたお客様に対しても本当に申し訳なさしかないです。
身体はもちろん、Twitterではピンピンしてた訳ですからね。
欲を言えば走りたかった。でも数日律儀に自宅待機したのでいい休養にはなりました。
練習? 元々そんなしてないから…。
次走は定期PCR検査を受けて陰性であれば、全く問題なく参加になるので、頑張って走るつもりです。また応援ください。
実はコロナやったけど隠してるんちゃうんかって?
これについては検査してないから知らね〜!
真相は神のみぞ知る…。
以上! ほなまた次回!
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1995年3月30日生まれ。滋賀県出身。 日本競輪選手会 奈良支部所属107期の競輪選手。現在はA級2班。同期には新山響平、山岸佳太、簗田一輝など。 ……以上はすべて仮初めの姿であり、本業は某アイドルのプロデューサーであるともっぱらの噂。 ドール、カメラ、声優など、さまざまな「沼」に足を踏み入れている。