祝! 777勝達成!!

皆さん、虎んにちわ!

ひっさしぶりに和歌山で1着をとることができて少し浮かれている僕ですが、その和歌山で二つの素晴らしい出来事がありました。44回目の今回はそのことについて書かさせていただきます。

まぁ二つというか二人のことなんですが、まず一人目は何といってもこの和歌山開催でデビューから無傷の24連勝でS級特進を決めた山口拳也選手です!



(昔、たまたま電車で居合わせた貴重な山口兄弟のツーショット)


山口拳也選手といえば言わずと知れた、現役時代は岐阜の狂犬兄弟と恐れられてた山口兄弟の兄・幸二さんの次男。脚力も若手の中でもトップクラスのスピードを持ちながら、競走センスも親父譲りで抜群のものを持っています。

学校時代に山口ファミリーらしく、少しヤンチャをしてしまいデビューが遅れてしまいました。しかし、その反省を生かして遅れを完全に取り返し、S級特進まで決めたのは凄いの一言です!

かなりプレッシャーもあったと思いますが、しっかり特進を決めて勝利者インタビューではお父さんの幸二さんが登場するサプライズ!
名解説者であるはずのお父さんも、この時ばかりはなぜか息子より緊張してたみたいで、カミカミでグダグタのインタビューになっていました(笑)

良いファミリーだなぁと感慨深く観ていましたが、幸二さんには長男で先にデビューした聖矢選手もいます。脚力的には少し弟に劣るかもしれませんが、観ていてレースセンスは弟より上で抜群なので間違いなくS級に上がるでしょう。競輪界で新たな山口兄弟が暴れることは間違いないと思います!

ただ、山口ファミリーの遺伝子として、狂犬病だけは発症しないように気をつけてほしいものです(笑)
この兄弟はこれから要注目なので、皆さんも是非応援してあげてください!


そして、次に和歌山もう一人の出来事は、その山口兄弟のオムツ代は俺が稼がせてあげたんやと豪語していた我らが大将! 記念となる777勝を達成した小嶋敬二選手です。




(お祝いで小嶋道場一同から花を贈らせていただきました!)


小嶋選手の777勝はなぜ記念であり特別かというと、その勝利数はもちろん凄いんですが「7」という数字が小嶋選手には特別な数字だからです!

皆さんも知っているかもしれませんが、小嶋選手は声優で歌手の水樹奈々さんの大ファンで、奈々(7)から777勝することをずっと目標にしてきたのです。

これは本当に凄いことで、小嶋選手はデビューしてから26年経つんですが、777勝というと毎年30勝近くしてる計算になります。ここまで勝利数を築き上げたことは本当に素晴らしいことだと思います。




(水樹奈々さんのケーキをお祝いで差し上げました・笑)


小嶋さん本当におめでとうございます!(拍手)

僕自身もまた少しずつ調子を戻しながら、この二人のように頑張っていきたいと思います!


最後に余談ですが、あの狂犬だった幸二さんはただかちゅの頭ぐらい丸くなり、狂犬じゃなくだんご虫幸二になりました。しかし、弟の富生さんはまだまだギラギラ! もれなく狂犬病発症中で元気が半端ないです(笑)

俺もおっさん二人に負けないようにやったるでぇぃ〜!!

1978年1月25生まれ。競輪選手。80期。A級1班。石川県内灘町出身。高校時代にはインターハイ・国体入賞(自転車)、高校総体4000m団体追抜4位に入賞。ニックネームは「内灘の虎」。競輪選手の坂上忠克(71期)は実兄。2009年に実施されたananとJKAのコラボレーション企画「09'KEIRINイケメングランプリ」では、準グランプリを受賞。

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