コロナ禍の中での葛藤

皆さん、んにちわ!
体調はいかがですか?
コロナウイルスもまだまだ猛威をふるっていて、とうとう全国に緊急事態宣言が発令されました。
このような時期なので、くれぐれも体調には気をつけてお過ごし下さい。
 
33回目の今回は、現在の選手たちの心境を少し書かさせていただきます。
開催している所もあるんですが、このコロナの影響で開催が続々と中止になっています。


(練習場も使用禁止になりました)

いろいろな意見があるとは思います。
選手間でも走らせてもらえるなら走りたいって人と、やっぱりコロナが怖いから走りたくないって人で分かれています。
このような状況の中で僕たちができることって何なんだろうって考えさせられます。
まず一番大事なことはやっぱりコロナ感染が収束するために一人一人が節度ある行動をとって、コロナウイルスを蔓延させないことが大事だと思っています。
そして、選手としてはどうするか?
これは難しい問題です。
競輪は確かに全国から人が集まり感染の確率は高いとも思います。
この状況の中で競輪場の関係者や選手たちは感染防止のためにすごく気をつけていて、なんとか現段階では選手の中で感染者は出ていません。
確かに全国すべてで中止になれば感染を収束しやすいとも思います。
しかし、選手はレースに出ないと給料が貰えないので生活ができません。この先どうなるかもわかりません。
いつまで開催を中止にするのか?
1ケ月なのか1ケ月なのか、それとも収まるまでずっとなのか? 正直、僕も含めて選手達は不安です。
レースを走れなければ生活ができないんですから!
それでも、悩みます。
本当に世の中がこんな状況の中で競輪をしていてもいいのか?
もしかして、競輪場で感染者を出してしまったらどうしようとか。
本当に難しい問題だと思います。もちろん賛否はあるとは思います。
なので、選手の中でも走る人と走らない人は出てくると思います。
その中で僕からお願いしたいことは、どの選択をしたとしてもその選手たちのことを悪く思わないで欲しいのです。
どうかよろしくお願いします。
このような状態で選手たちは今、自分たちのできることを一生懸命やっています。
レースに出ることになれば感染防止に努めながら、力の限り最高のレースをしています!
今はネットでしか見られないとは思いますが、レースを走っている選手の応援をしていただけたら幸いです。



(ちょうど今、バンク改修もしていて内灘競技場も新しくなるところです。コロナがおさまってくれたらこの新しいバンクで目一杯練習がしたいです!)

1978年1月25生まれ。競輪選手。80期。A級1班。石川県内灘町出身。高校時代にはインターハイ・国体入賞(自転車)、高校総体4000m団体追抜4位に入賞。ニックネームは「内灘の虎」。競輪選手の坂上忠克(71期)は実兄。2009年に実施されたananとJKAのコラボレーション企画「09'KEIRINイケメングランプリ」では、準グランプリを受賞。

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