中部地区プロで虎はまさかの…!?
みなさん、虎んにちわ!
23回目の今回は、前回ふれさせていただいた地区プロがつい先日行われたので、それについて写真を多めで書かせていただきます!!
今回の中部地区プロ大会は雨の中で行われました。
バンク状況は決して良くはなく、実際に走った僕にも重く感じられて、タイムを出すには厳しい条件だったと思います。
(雨だったので屋内で行われた開会式の様子)
そんな悪条件の中でも誕生した、新たなスター選手が1人!
1000メートルタイムトライアルで1分4秒という好タイムで優勝した、三重県の皿屋選手です!
重い中での好タイムも素晴らしいんですが、全プロ大会でも優勝経験のある竹内選手に勝っての優勝はすごく価値のあるものです。きっと自信にもなったと思います。
これからの競輪での皿屋選手の活躍が楽しみですね。そして、僕の前でいっぱい頑張ってもらいたいです(笑)。
そして、やっぱりというか、流石なのが前回もお話したレジェンドスーパースター・金子さん!
22歳の森川選手をダブルスコアの44歳が危なげなく破って、圧巻の19連覇を達成しました! 凄すぎます。
(スプリント優勝戦に行く前のレジェンド金子さん)
あとはナショナルチームにも選ばれている岐阜県の橋本選手は、4000メートル個人パーシュートやチームパーシュートで力の違いを見せつけました!
チームスプリントは岐阜県との接戦を制して、三重県が迫力ある走りでの3連覇でした。
僕の走る予定だったエリミネーションは残念ながら雨のため中止に。前回の全プロチャンピオンの舛井さんが規定により優勝となりました。
一応の着順を決めるために抽選した結果、2着の岐阜県の竹内公亮選手と3着の愛知県の北野選手がはしゃいでたのには、少しイラっとさせられました(笑)。
(走る前のアップをしている選手の様子))
最後に、なんと言っても我らがケイリン!
予選3レースから勝ち上がった7選手で決勝が行われたんですが、中部のS級の高年齢化もあり、石川のレジェンド小嶋さんも出走しました!
(ケイリンレースの模様。ケイリンの場合はバイクで誘導します)
結果はというと、圧巻のスピードで優勝したのは岐阜のスーパースターにして、北京オリンピック銅メダリストの永井選手。続いて2着が同じく岐阜県の山口富生選手(49歳!)。3着がまたしても岐阜県の志智選手(47歳!!)。
終わってみれば岐阜県のワンツースリーで、中部地区プロ大会は幕を閉じました。
ラインで走った訳じゃないのに(競技のケイリンはライン形成はなし)、同県の3人で決まったのは凄かったですね。
2着と3着にベテランの2人が入ったのがまた凄い。 この2人の集中力と気持ちには心打たれるものがあり、僕自身まだまだ頑張らなきゃいけないと思わされる刺激をもらいました!!
こうして熱い地区プロ大会は終わりましたが、次は俺もやったるでぇ〜ぃ!(僕の口癖)
(地区プロの後すぐに開催された防府記念で前泊した時に、一緒に晩ご飯を食べた竹澤選手)
競輪でこれからもやったるでぇ〜ぃ!
1978年1月25生まれ。競輪選手。80期。A級1班。石川県内灘町出身。高校時代にはインターハイ・国体入賞(自転車)、高校総体4000m団体追抜4位に入賞。ニックネームは「内灘の虎」。競輪選手の坂上忠克(71期)は実兄。2009年に実施されたananとJKAのコラボレーション企画「09'KEIRINイケメングランプリ」では、準グランプリを受賞。