選手のこだわり
靴下もレーサーシューズ、シューズカバーぜんぶ左足から履きます。「くみにい」です。
突然ですが皆さんここ1番の勝負の時どんなルーティンやゲン担ぎがありますか?
普段の日常生活では気になりませんがレースになると急に気にする…
たぶん集中しきっているとどっちから靴履いたなんて覚えてないけど、まだまだ雑念から逃れられないらんだなー。
私は左足以外のルーティンを結構変えます。
意識的に。左足はかえんのかーい!・・・変えません(笑)
選手は似ていると思うけれど結果、着(成績)が良かった時の事を続けたい。
たまたまで一着にいけることなんてないからアップの方法やローラーに乗るタイミング、時間。
飲み物や服装、サプリや体に塗るクリーム。
いろんなことを同じにしたい気持ちになる。
そうするとどうなっていくと思いますか?
やる事が増えていく。
やることが増えていくと時間もかかり出費も右肩上がり。
だから私は体調が良かったり、しっかり練習出来た開催ではリセットしてやりたいようにやる。
それが出来るようになってずいぶん楽?(気持ちが)になってレースに集中しやすくなった気がします。
かと言って続けているこだわりがない訳ではなく何年か周期でやっている事が回ってる感じだと思います。
なんとなーく良かった思い出のげんかつぎやルーティンを紹介します。
最近1番何かあるのかなぁと思うほど続くと言うか感じるのが「髭剃り」
私は小顔効果を狙って髭を少し伸ばしているのだけど納得いく形にきれいに整うとその日の競走の番組がいい感じになってる。笑
昔、滝沢正光さんが風呂場のスリッパを揃えているのを見て自分も気がついたらするようにしている。
それと同じ目線になると思うのだが、使った洗面台をきれいにすること。
髭を剃ったり寝癖を直したりして、濡れた鏡や汚れた洗面台をなるべくピカピカに拭いて鏡に向かって頑張ろうーって思う。笑
あっ!
やっぱりずーっと続けていたことがあった。笑
自転車整備。
チェーンをきれいにしたり車輪のリムをとにかく磨く。^ ^
自転車が好きな選手はだいたい楽しそうに整備しています。
作業ではなく、なんだろう?
精神安定になる感じがあります。
気持ちが落ち着く。
自転車を初めてすぐに最初に師匠から教わったことだったかな?
整備をすることでナットやネジの締め忘れ、緩みがわかるし不具合や部品の痛みにも気がつく。
そうすると練習にも集中できるし、怪我やメカトラにもならない。って話。
そのおかげだと思うんだけど自分は他の選手と比べて落車が少ないし途中棄権も少ない。
これは(たぶん)天国にいる師匠と自転車の神さまが守ってくれているからだと思っています。
あとは同じ選手として一流の選手はどんな音楽聴きながらアップしているのか気になるなー
一流の選手はあまり無駄なことしないから意味がわからなくても動きややってることを見て真似することがあります。^ ^
久しぶりに1着とってルーティン増やしたいなーとも思う「くみにい」でした。
頑張れ俺!
現役競輪選手。香川支部香川道場所属71期。現在はA級3班。自転車を、そして競輪を心から愛するナイスガイ。その競輪愛はもはや「ファン」と呼んでも差し支えないほど深く、同業者である他の選手からサインをもらうほど。愛称は「くみにい」。