【4月22日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【内山慧大】

          

もがき苦しんだ先に、必ず光は見えてくる。

内山慧大(うちやま けいた=23歳・福井・123期)は優勝候補にも挙げられていた4月15~17日の熊本FⅡでまさかの初日6着。

3日制の初日では本デビュー以来最低着順に終わってしまった。





決勝に進出した2月9~11日の松阪FⅡで指定練習中に転倒し、決勝を欠場。

デビューから使っていた相棒のフレームが完全に壊れてしまった。

3月19~21日の高知FⅡから、昨年10月18~20日の松山FⅡで一度試した、従来のものより重心が下にあるフレームを投入したが「体が弱いのか、脚質に合っていないのか……」と、まだしっくりきていない様子。

試行錯誤が続いている。

支えになっているのは師匠・小森貴大(こもり たかひろ=35歳・福井・111期)の言葉だ。



「そういう時期も大事。今後が良くなるために落ちることもある。焦らずに」

と背中を押しながら練習してくれるという。



「本当に、ありがたいですね。しっかり練習していれば、必ずどこかで合ってくると思う。やるしかないです」

と二人三脚で乗り越えていくつもりだ。



身長1メートル75で、体重は68キロとやや細身の体形。

師匠からは「もっと太れ」とも指令を受けているといい「70キロ強までは持っていきたい」と肉体改造にも取り組むつもりだ。

来期の半年間はS級で走ることが決まっているが、A級2班として臨んでいる今期の競走得点は87.60と、1年を通してS級で走るには点数的に足りない。

24日からは地元FⅠに出走予定で、ここが正念場にもなる。

フレームの感触も合ってくるはず。

「長くS級で戦えるように」と話す若武者の奮闘に期待したい。





【次回出走予定】
4月24日(福井FI)

(情報局記者K)

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