万博に行ってきました


  
この写真を撮った2025年2月当時、ミャクミャクが国民的人気キャラクターになるなんて思ってもみませんでしたよね…。
 
 
どうも皆さん。
 
 
先日、大阪・関西万博に行ってきました。
 
 
当初は「レースの合間に行くのしんどいな〜」という気持ちがあったのですが、今回の落車、長期欠場のタイミングで「せっかくの機会だし、もしチケットが取れるなら行っちゃおうかな〜!」と突発的に思い立った次第です。
 
 
当記事が更新されるタイミングの直後、10月13日で開催が終わってしまうとの事で、駆け込み需要がとんでもないそうですね。
 
 
ぼくがチケットを取ったタイミングは、まだ割かし余裕を持って入場予約を取れたのですが、日に日に予約が埋まり、参加直前にはぼくが行った日も含め、最終日までの予約枠がすべて埋まったようです。
 
 
なんだか、チケットを持っていても「入場予約」ができないと入れないそうで、ちょっとややこしいですよね。
 
 
まあ、ぼくはすんなり入場予約も取れたので。
 
 
結果、ちょうど怪我が治ってきたタイミングで万博に行くことができて、運が良かったです。
 
 
ってな訳で、万博参加レポです。
 


 
車で万博に参加する場合「パークアンドライド」が推奨されており、万博会場まで車で乗りつける訳ではなく、少し離れた駐車場に車を停めてバスに乗って会場に向かうというスタイルです。
 


 
バスに乗ってゲートに到着。
 
 
テレビで超大混雑! 入場までに1時間超! と紹介されているのは、電車で来場する人達が使う東ゲートのお話です。
 
 
パークアンドライドの我々が通る西ゲートは、比較的空いていましたよ。
 
 
なぜゲートが混雑するかというと、一旦荷物をすべてX線検査し、金属探知機を通過しないといけない都合で、ひとりずつしかゲートを進めないからです。
 
 
空港の手荷物検査レベルのセキュリティなんですねぇ。
 


 
ゲート前には万国旗が掲げられています。
 
 
まだ入場していないけれど、万博に来た! という気分が高まってきます。
 


 


 
あれっ?
 
 
見慣れたロゴが!
 
 
そうなんです。
 
 
大阪・関西万博は、競輪業界から結構な額の協賛金が出ており、入場ゲートの金属探知機はもちろん、場内のテーブルや椅子などの備品は競輪から出たお金で設置されているのだそう。
 
 
そういった備品には、このように競輪のロゴが入っているという訳ですね。
 
 
競輪界の一員として、これが見てみたかったというのも万博に足を運んだひとつの理由だったりします。
 


 


 


 
入場すると、あっちにミャクミャク! こっちにミャクミャク!
 


 
たまにガンダム!
 
 
といった塩梅です。
 
 
無事に入場できたのは良いのですが、実はパビリオンの予約などは一切できておりません。
 
 
あとで知りましたが、万博開催の後半戦は熟練の万博経験者がパビリオンの予約枠を蹂躙している状態だったようで、我々素人には付け入る隙もございませんでした。
 
 
万博では素人とはいえ、この手のイベントには慣れている田村くん。
 
 
今回の万博は、ゲリラ戦でどこまで戦えるか、といった腕の見せどころです。
 


 
この日の来場者数は20万人超えだったそうです。
 
 
人混みがすごい写真ですが、これでもこのエリアは人口密度が低い方です。
 
 
右側通行のような通行ルール整備がないので、ボトルネックになる所では文字通りフィジカルが物をいう押し合いへし合いでしたよ。
 
 
 
現地でお会いできませんでしたが、僕が参加した同日には深谷知広さん(96期 静岡)や競輪番組の人気MCの某氏もいらっしゃったようです。
 
 
なんたる偶然ですが、この人混みではなかなか見つけられません(笑)。
 


 
この特徴的な建物は中国館。
 
 
漢字の成り立ちを中心とした展示が面白いとネットで見たのですが、行列の最後尾の場所すら見つけられない始末でした。
 
 
そもそも日中は、大手パビリオンはどこも満員差し止め状態。
 
 
並べば入れるとかいう次元ではなく、予約者以外は列に並ぶことすら許されないという修羅の世界。
 
 
事前予約で既に敗北している素人の我々は、まず「並べば入れるパビリオン」を探さねばなりません。
 
 
って事で素人たちが行き着くのは、大概「コモンズ」です。
 
 
コモンズとは、複数の国・地域が共同でひとつの建物に出展する共同パビリオンの事だそうです。
 
 
基準は分かりませんが、大きな単独のパビリオンを出すほど張り切っていない国々も、このコモンズで小さな展示場を出してくださるって訳です。
 
 
並びどころが分かりやすいし、かつ入場もスムーズ。
 
 
そしてなにより施設内は涼しい!
 
 
万博素人、熟練を問わず、とりあえず飛び込むにはうってつけのパビリオンなんですよね。
 
 
コモンズはA〜Eまでありましたが、アフリカ方面だとか、東南アジア方面だとか、そういう括りで分かれていました。
 
 
その中で、Twitter(現:X)にて精力的に投稿を行っているあの国のブースを見てみたかったんですよね。
 


 


 


 
ナウル共和国です。
 
 
皆さんご存知ですか?
 
 
このゆるすぎるキャラクターは「ナウルくん」だそうで。
 
 
ナウルくんも含め、詳細はぶっちゃけよく分かっていませんが、SNSをやっていると1度は名前を聞いた事がある国なんですよ、ナウル共和国。
 
 
コモンズは、そんな感じの「国の事は詳しく知らんけど、なんか名前は知ってる」ような国々が出展していて、結構面白かったです。
 
 
さらに、こんな事を言っては失礼ですが、コモンズに来なければ一生名前すら聞くことが無かったかもしれないような国のブースも多数。
 
 
異国の文化や出し物に触れる事ができたのも、万博に行って良かったところでしたよ。
 


 


 
こんな感じで、行った国々のスタンプを集めるのが万博参加者のステータスとなっています。
 
 
ゲーム要素というか、攻略要素というか…。
 
 
でもなんだか、実際にその国を訪れたような気分になれますよね。
 
 
このスタンプ集め、結構楽しかったです。
 


 
夕方、やっとこさ入場できた大きめのパビリオンはアゼルバイジャンパビリオンでした。
 
 
ここに限った話ではなく、建物が何かすごいですよね。
 
 
パビリオンに入れなくても、壮大な建物を外から眺めているだけでも楽しかったですよ。
 
 
内容は国の歴史、文化や芸術作品、アートの展示が多いです。
 
 
なんか、このパビリオンのここが良かった! とか詳しく書けたらいいんでしょうけれど、絶妙に抽象的な展示が多いので文章では説明しにくいです(笑)。
 
 
アゼルバイジャンのパビリオンに並んで、展示を見て出てきた頃には日が暮れていました。
 
 
うーん、このペースだと帰るまでにもうひとつパビリオンに入れるかどうかという感じ。
 
 
やはりゲリラ戦ではなかなか厳しいか…。
 


 


 


 
夜の万博は、昼とは全く違った幻想的な佇まい。
 
 
歩いているだけでも楽しい!
 


 
たまにガンダム。
 
 
このポーズって結局なんなん?(オタクのつぶやき)
 
 
…なーんて言いながら歩いているだけの田村くんではありません。
 
 
流石はイベントマスター、ここから一気に大手パビリオンに入ることができました。
 
 
ラトビア/リトアニア
 
チリ
 
モザンビーク
 
スペイン
 
インドネシア
 
 
バスの時間までに、一気にこれだけ回ることができました。
 
 
万博に行った方ならわかると思うんですが、これは相当に運が良かった方だと思います!
 
 
夜まで粘った甲斐がありました!
 
 
本当は自転車乗りとして、自転車競技の歴代強豪選手の自転車が飾られているフランス館に行きたかったんですが、ちょっと間に合いませんでした。
 
 
残念ですが、仕方ないですね。
 


 
帰り道、西ゲート付近のよしもとのステージで素人カラオケ大会が開催されていました。
 
 
これが面白いのなんの!
 
 
身体は結構ヘトヘトでしたが、一気にオタクの血が沸騰。
 
 
最後まで楽しませてもらいましたよ…。
 
 
そして退場ゲートに戻る途中、もうひとつの見たかったものが上空に…!
 


 
なんと、万博で毎日行われているドローンショーの最後に競輪のロゴが浮かび上がるのです!
 
 
業界人として、これもどうしても見ておきたかったんです。
 
 
皆さんが車券を買ってくださったお陰で、競輪が万博上空で輝いています。
 
 
有難い事ですねぇ。
 


 
パビリオンの予約も取れず、人も多くてあまり楽しめないかも…と諦めていましたが、そんな事は決してなく大満足でした!
 
 
ありがとう万博!
 
 
ありがとう競輪!
 


 


 
お土産も買いましたよ。
 
 
万博といえば、2005年の愛・地球博にも参加したんです。
 
 
でも、当時のぼくはまだ10歳。
 
 
物心はついていたし愛知万博に行った記憶自体はあるけれど、あまり万博で感動した思い出は残っていません。
 
 
やはりこの歳になってやっと、「万博に行けた」という有難みを噛み締める事ができている気がしますね。
 
 
酒の席での話のタネにもなるし、行ってよかったな〜! 万博!
 
 
ってな訳で、大阪・関西万博に行ってきたお話でした!
 
 
また次回〜!

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1995年3月30日生まれ。滋賀県出身。 日本競輪選手会 奈良支部所属107期の競輪選手。現在はA級2班。同期には新山響平、山岸佳太、簗田一輝など。 ……以上はすべて仮初めの姿であり、本業は某アイドルのプロデューサーであるともっぱらの噂。 ドール、カメラ、声優など、さまざまな「沼」に足を踏み入れている。

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