【4月30日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【山田諒】
毎年、年末年始は絶好調な山田諒(やまだ りょう・25歳=岐阜・113期)。
昨年12月の松阪と、大垣の正月シリーズで優勝。
ただ、そこからは成績が乱高下。
111点後半をマークしていた今期の競走得点も、107点台まで下げてしまっている。
これも毎年の彼の傾向である。
歯止めをかけたのが4月末の福井FI 戦だ。
連日の地区単騎だったが、千葉の山賀雅仁の初連係を受けて初日特選は3着。
準決勝は山賀に加えて、神奈川の石塚孝幸までラインに参加。
3車となった山田は、山梨の中島詩音との2分戦で突っ張り先行を敢行。
山賀の献身的な援護を受けて2着に粘り込むと、差して1着の山賀は斜行により失格。
山田は繰り上がり1着での勝ち上がりとなった。
「突っ張る予定はなかったけど、初日に山賀さんに迷惑をかけてしまったので、準決勝こそとは思っていた。中島さんのスピードが良くて行かれたと思ったけど…。山賀さんのブロックのおかげです」
結果、決勝戦は単騎戦に。
仲野結音との大阪連係で展開有利に進めた岡崎智哉に2分の1車輪届かずの準優勝となったが、レースにせよ、巡り合わせにせよ、流れの良さを感じさせるシリーズとだった。
「S級優勝はまだないけど、A級優勝はあるし、来ればほとんど決勝進出。福井は昔から相性がいいんです。きっと、ひいばあちゃんのおかげですね。お墓が(福井県)今庄町にあって、毎回お墓参りに行っています」
ご先祖を大切にする優しい心こそ、好展開を呼び込む秘訣なのかも知れない。
【次走出走予定】
5月9日(大垣FI)
(情報局記者A)
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