【12月27日更新】プロたる誇りは道具にも! 選手に聞く「こだわりの逸品」【好永晃】|DMM競輪

【12月27日更新】プロたる誇りは道具にも! 選手に聞く「こだわりの逸品」【好永晃】



ヨコの動きからタテの動きへ。大ギア全盛期もあった。現在では競輪というよりは競技の動きに寄りつつある。

その時代によってレース形態が変わり、フレームやシューズ、セッティングなども合わせて変化していくのは自然の摂理だろう。

検車場でもかなり個性的な自転車が目立つようになった。

その一つが好永晃(よしなが・あきら、31歳=佐賀・98期)の愛車にセットされているサドルだ。




イタリア製のロード用に設計されたサドルは、一般的なピストレーサーのサドルに比べると形の違いは一目瞭然。

規則正しく並び置かれる自転車置き場でも一際目立つ存在で、周囲の選手たちの注目の的となっている。

「幅が広くてかなり〝しなる〟のが特徴。形状的に、普通にセットしても高く感じるけど、ロード出身の選手には違和感ないと思う」


まだ全体的なセッティングはバチッとは合ってないようだが、このサドルを使い出してからは不思議と結果は伴っているとのこと。

最大の特徴である〝しなり〟をフルに生かせるようになれば、さらなる活躍も期待できそうだ。


世界的にはまだ円安傾向にあるため値段は少々高め。発注から手元に届くにもなかなかの時間がかかるらしい。

だが今後、このイタリア製のサドルがニュースタンダードになる日が来るかも知れない。


【次走出走予定】
12月31~1月2日(別府FⅡ)

(情報局記者A)



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