【11月10日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【上杉嘉槻】
11月2日からの玉野GⅢで内容ある走りを見せた上杉嘉槻(うえすぎ・よしき、25歳=福井・119期)。
4着、4着で勝ち上がり、準決勝では前受けからの突っ張り先行。
自身は9着となったが、後ろの高久保雄介、村上博幸のワンツーにつなげる気合の入った走りだった。
最終日は初手中団から、鐘で仕掛けて先行態勢へ。
番手の大石崇晴の好援護もあり、そのまま押し切り。3連単で11万円を超える高配当演出の立役者となった。
レース後には
「2日目の失敗を返せるようにスピードに乗ってそのまま行った。無我夢中でした」
と語った。
2日目終了後には、古性優作から
「フタをしたなら、その後はしっかり踏んでいくことが大事」
とのアドバイスをもらい、気持ちが入った。
「点数が落ちて不安な開催でしたが、初日にいいレースができて勢いに乗った感じです。収穫があるシリーズでした」
と振り返る。
大学時代にはインカレ、国体でスプリント2位となったダッシュ力の持ち主。
同地区のタイトルホルダーの助言を得て、パワフルな先行力が復活した今なら、先行上位陣との対戦でも激走必至だ。
【次走出走予定】
11月14日~16日(静岡FⅠ)
(情報局記者A)
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