【11月1日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【菅田壱道】


今年2月のGⅠ全日本選抜(取手)の最終日に先頭員早期追い抜きで失格。
このペナルティにより約130日間のあっ旋保留となった菅田壱道(すがた・かずみち、36歳=宮城・91期)。




復帰戦は7月の福井協賛GⅢ。
約4カ月半ぶりの実戦だったが、悪天候のため中止となった準決勝でもクジ引きで強運を見せ、決勝戦は坂本周作の男気先行に乗って番手捲り快勝。通算4回目のGⅢ優勝を飾った。

その後も9月の小倉FⅠと10月の名古屋FⅠで優勝を飾り、年間4Vをマーク。裏開催では格の違いを見せつけている。


10月の名古屋はスポニチ杯。
目標の小笠原光は、今年2月の西武園でもタッグを組み、優勝の立役者となった相性抜群の選手。

今回の小笠原も主導権を握った志田龍星の至近距離に終始絡む気迫の走りをみせ、そのバトンをしっかりと受け取った菅田が自力に転じ、最終的には逃げる志田の番手を確保する流れに。

「(小笠原)光君が前々に攻めてくれたおかげ。最後も内を決めてくれたから番手に入ることができた。光君の気持ちに応えることができて良かった」 

レース後は頼れる後輩の走りを大絶賛。


そして同日は前橋競輪で行われていたGⅠ寛仁親王牌の決勝日。
新田祐大のグランドスラム達成を自分のことのように喜んだ。

「今は目の前の一戦を精一杯走ることしかできないけど、来年は必ずGⅠの舞台に戻って、また新田先輩たちと走りたい」

偉大な先輩の背中を追い、また同じ舞台で戦うことをファンに誓った。


次走は今月7日からの富山FⅠに登場。GⅠ復帰への決意を固めた菅田の走りに注目して欲しい。


【次回出走予定】
11月7~9日(富山FⅠ)

(情報局記者A)



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