【9月1日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【菅田壱道】|DMM競輪

【9月1日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【菅田壱道】



トップレーサーが集結した西武園GⅠオールスターで、追い込みセンスと存在感を見せつけたのが菅田壱道(すがた・かずみち、37歳=宮城・91期)。




着順は414⑥6。着をうまくまとめた印象だが、一次予選2走目の1勝がキラリと輝く内容。

北日本の新大砲・中野慎詞の番手で見事な立ち回り。好連係を決めてのワンツーだった。

菅田は

「中野君は北日本の大事な先行選手。(早めに追い込んで)沈めることはできないし、しっかり残そうと思った。ブロックしてすぐ内も締めながらでしたね」

と、レースを振り返る。

中野は英国での世界選手権を終えたばかり。
競輪は久々とあって初戦は突っ張り先行に持ち込むも、オーバーペースで5着に沈んでいた。

菅田はその中野と意思疎通をしっかりとり、能力を最大限に引き出してみせた。


番手選手の動きや考えに甘さと隙があれば、どんな強力機動型も共倒れになるのが競輪。
先行選手と番手選手の理想形をそこで見た。

「お互いにやることをやってのワンツー。これ以上はないですね」

と、大満足の内容に白い歯がこぼれた。


そして

「2場所前(7月前橋FⅠ)から使っているフレームがいい感じですね。脚もセッティングもすべてがかみ合っている」

と、心技体がマッチしていることを実感。


タテ脚は健在だが年齢的に今後は番手戦も増えてくる。
そのどちらもそつなくこなせる菅田のような存在は、北日本地区において重要視されるだろう。

後半戦のビッグ戦線での活躍を予感させるオールスターだった。
特に好連係を期待できる番手戦では要注目だ。


【次回出走予定】
9月23~26日(松阪GⅢ)

(情報局記者A)

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