【8月30日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」|DMM競輪

【8月30日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」



自力勝負を貫く48歳のベテラン・坂木田雄介(さかきだ・ゆうすけ、千葉=78期)が元気いっぱいだ。




8月3日の武雄ミッドナイト初日では、25歳の今野有樹と24歳のラモスレオを相手に先行策に出て2着に粘った。

「年齢じゃないですよ。関係ない。それにしても、まだまだ技術がない」

準決勝も最終日も自力勝負に出て持ち味を発揮した。


自力にこだわる理由を聞いてみた。

「29歳の時に戦法を変えようか凄く悩んだけど、変わる根性がなかった。自力で全然勝てなかったり、人の後ろを回ったりもしたんですけどね」

「そうこうしてるうちに、32歳の時にいろいろと変えて強くなったんです。自力で勝てちゃったから変わる必要がなくなっちゃったんですよね」


そんな坂木田は「長くやるというのが目標」と話す。

「デビューした瞬間から、最低35年以上やると言い続けてきた。なかなかいないでしょう。普通は〝強くなりたい〟とか〝S級に行きたい〟とかなんだろうけど」

「僕は『強くなりたい』と言ったことがない。今は周りに『あと最低15年やる』と言ってます。長くやるには、とにかく現状維持ですね」


目標の「長く選手を続ける」ために自力戦を貫く。
後輩の自力選手からいろいろと相談を受けることもあるそうだ。

「戦法を変えようか悩んでいる選手も多くいる。今は7車立てになって、先行1車のレースも増えてきた」

「〝勝てるときに勝てればいい〟と思うし、若手には〝自力をやっていれば勝てるレースが必ずある〟と伝えています。追い込みに変わってしまうと、そういうのもなくなってきちゃいますしね」

「自力で動いていた方がケガのリスクも少ないし、追い込みの方がいろいろなしがらみが多い気がする。長くやりたい自分としては、自力で戦う方が合っていましたね」


武雄後の平塚では8場所ぶりの決勝進出を果たして、存在感を大いにアピールした。

直近4カ月のバック本数は“17本”。
元気いっぱいな若々しい走りで、これからも自力勝負を続ける。


【次回出走予定】
9月3~5日(宇都宮FⅡ)

(情報局記者A)



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