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【4月7日更新】忘れずに次走で狙いたい！ 要注目選手ピックアップ【原大智】
原大智（はら・だいち、宮城＝117期）の素質が開花し始めている。
22年北京五輪を最後に、世界のトップで戦ってきたモーグルを引退。
そこから競輪に専念し、夏ごろには安定して予選を突破できるようになった。
そして、今年の2月に和歌山でA級1・2班初優勝。
さらに、先日行われた京王閣ミッドナイトでも優勝を飾った。
目標を聞くと
「S級点を取ることです」
と力強く宣言。
競走得点は4月7日時点で「90.41」。
目標達成へは0.5点ほどあげる必要があるが、現状の出来なら、あと3カ月で十分可能だろう。
さらに、競走スタイルも目を見張る。とにかく先行、先行、先行。
予選では突っ張り先行を多用し勝ち上がっている。
本人もこだわりは強く、
「S級点を取りたいので決勝3着以上が理想。ただ、それは自分のスタイルをやってじゃないと意味がない。そうじゃなければ末着の方がマシくらい」
と、すっかり気持ちも競輪選手だ。
五輪で銅メダルを獲得した身体能力はやはり超一級。
出世は遅れたが、競輪に専念した今の勢いは見逃せない。
【次回出走予定】
4月10～12日（高松FⅡ）
（情報局記者A）
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