【2月10日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【坂井洋】
いよいよ2023年一発目のGⅠがやってくる。
23~26日に高知で行われる第38回全日本選抜競輪。
出場予定選手を見渡すと、吉田有希、真杉匠、菊池岳仁と関東の先行選手が揃った。
その若手たちを束ねる坂井洋(さかい・よう、28歳=栃木・115期)が台風の目となりそうだ。
昨年の競輪祭で決勝に勝ち上がったスピードは超一級品。
今回は先に述べた後輩がずらりと揃った。
決勝で同乗となれば、総大将・平原と一緒になっても普段の連係から番手を回れるだろう。
絶好の展開が待っている。
大舞台に向けて上積みもある。直前の松戸で新車を試した。
「パイプを軽くしたので立ち上げ、踏み出しが良くなる」
と自慢のダッシュにさらに磨きをかける。
優勝こそできなかったが、狙いどおり踏み出しの威力はすさまじかった。
「セッティングがまだ出ていない」
と言っていただけに、本番では確実に仕上げてくるに違いない。
ホームの宇都宮は500バンク。
形状は違えど、ライバルたちよりも500バンクの高知に抵抗がないのも大きい。
後輩の頑張りと、持ち味をより生かす新車で一気の頂点もありえそうだ。
【次回出走予定】
2月23~26日(高知GⅠ全日本選抜)
(情報局記者A)
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