【1月23日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」【城戸崎隆史】
かつてはS級にも在籍した城戸崎隆史(きどさき・たかし、51歳=福岡・76期)。
50歳を過ぎたが、まだまだ老け込むわけにはいかない。
現役バリバリで頑張りたい。その一心でペダルを踏み込む。
その理由は家族の存在だ。
「子どもが9歳、6歳、2歳とまだ小さいですから。一番下の子が成人するまでは選手で頑張らないと。路頭に迷わせるわけにはいかない」
そう決心している城戸崎の目標は「70歳まで現役」。
愛する子ども3人が「大きなモチベーションになっている」と背中を後押しする。
小田原FⅠ(1月10~12日)では、タテ脚を出していた頃のフレームを引っ張り出してきた。
「7~8年前に乗っていたモノ。昔の感覚を思い出したし、一発穴をあけたいね」
2日目の一般戦は単騎で猛然と風を切って4着と粘り切れなかったが、全盛時を思わせるタテ攻撃を見せつけた。
自分のため、家族のために――。
競輪人生の後半戦は不退転の覚悟で駆け抜けていく。
【次回出走予定】
1月25~27日(高松FⅡ)
(情報局記者A)
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