【6月11日更新】ここぞで光る熟練技!今なお活躍を続ける「永久選手」【土井勲】
7月で50歳を迎える土井勲(どい いさお・49歳=岡山・82期)が、二人三脚で〝第2の競輪人生〟を歩む。
元気の源は
「なんと言っても息子(慎二)の存在です!」
と満面の笑みで語った。
次男の土井慎二が127期生として日本競輪選手養成所に合格。
野球に情熱を捧げ甲子園にも出場経験があったが、社会人となってから一念発起。
父の背中を追いかけてきた。
「4回目の(養成所)挑戦でやっと合格しました。1回目はお試しだったがダメ。2回目は二次試験でダメ。やっとの思いですよ」
と胸をなで下ろした。
息子が何度も諦めず挑戦し続ける姿勢に自身も発憤したという。
練習は毎日一緒。
時には岡山県から兵庫県まで200キロ以上を一緒に乗り込んだ。
「息子中心の生活だったが、僕自身の脚力も良くなっていった。いい刺激になりましたよ。頑張る息子の姿を見ていたら、怠けるのは失礼ですから」
そんな土井親子にアドバイスを授けたのが大分の闘将・大塚健一郎。
土井勲は
「同期の健ちゃんから練習をいろいろ聞いて基礎から取り組んだ。現代のトレーニングとは異なる山登りもしましたね」
と裏話を明かした。
息子と共にS級の舞台へ。
新たな目標を胸に抱いてペダルを踏み込む。
【出走予定】
6月11日(松戸FI)
(情報局記者O)
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