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【１１月１５日更新】忘れずに次走で狙いたい！ 要注目選手ピックアップ【格清洋介】
３場所連続完全優勝でＳ級返り咲きに成功した格清洋介（かくせい ようすけ＝３０歳・静岡・１１１期）が、特進場所の岐阜でいきなりの完全Ｖを達成した。
しかも相手は世界選手権ケイリン王者の山崎賢人。
同期だが、今回の準決勝が初対戦というシチュエーション。
山崎の番手が初手から競りとなり、山崎はセーフティーリードで最終コーナーを単独走。
これを後方から捲り上げた格清がグングンと追いつき、ゴール直線で捕らえる大金星となった。
しかし、これだけでは止まらなかった。
決勝は緒方将樹の先行力を得た山崎の九州２段駆けの構図。
ここに終始襲いかかったのは地元の志田龍星。
格清はその攻防を後方で冷静に見据えた単騎戦。
ホームから意を決して仕掛けると、外並走で粘る志田との決着を付けきれなかった山崎の上を、バックできれいに通過。
そのまま山崎の猛追を振り切ってみせた。
「初日から感じは良かったけど、同期の世界チャンピオンとの初対戦で勝てたことでやれそうな気になったし、いい刺激になった。出来過ぎです」
１度ならず２度も世界王者に勝利。
展開が向いたとはいえ、勢いだけではなし得ない快挙。
はるか前を行く同期の大スターとの対決が、格清を覚醒への道に導いた。
「あとはラインとして戦ったときにどうか」が今後の課題。
いつか山崎と３度目の対戦が実現したときは、ライン戦での真っ向勝負を挑むつもりだ。
【次回出走予定】
１１月２５日（松戸FI）
（情報局記者A）
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