中部に別れを告げる男と地区プロ

皆さん、んにちわ!

悲しいというか寂しいというか……でもこれからの彼の活躍を応援したいと思います。

そう、あの中部のスーパースター、深谷知広選手が南関東地区の静岡県に移籍することが決まりました。

彼との思い出はいっぱいあって、何回も連係して優勝させてもらったこともあります。
彼は自転車に対して純粋かつ真剣に向き合っていて、常に自転車界や競輪界のことを考えてるなってのが一番の印象です。
震災の時でもこのコロナ禍の時でも、率先して寄付やボランティア活動なんかもしています。本当に偉いなと思うし頭が下がる思いです。

敵としては強力すぎて対決したくはないですが、会えなくなるわけじゃないので、また競輪場などで一緒になったときに話などもしてみたいですね!
深谷選手、これからの活躍を期待しています!



その深谷選手が最後の中部所属として出場した、中部地区プロ自転車競技大会が先日開催されました。

深谷選手は1kmタイムトライアルで大会新記録の1分3秒で優勝! 中部地区としての有終の美を飾りました!



なので、今回は地区プロ大会の話を少しだけ書いていきます。

やはり若手の台頭が目ざましく、4km個人追い抜きを安定の強さで連覇した橋本選手が、団体追い抜きでも活躍して2種目制覇!

チームスプリントでは怪我で欠場の兄・大輔の代わって出場した、弟の森川康輔選手が一番手で出走して優勝と、岐阜の若手の活躍が目立っていました!




(チームスプリント出走前の様子)


ですが、何といっても一番の衝撃はあの、目下地区プロ大会のスプリント19連覇中だった金子選手を破って優勝した、山口拳也選手ではないでしょうか!

金子選手もあの年齢でもめちゃくちゃ強いんですが、その金子さんを破った拳也選手は本当に強いと思いました!
金子さんが負けるのを初めて見たものすごい衝撃と、少し寂しくはありますが、時代の移り変わりを感じさせる大会でもありました。

この拳也選手の強さなら全プロ大会でも期待せずにはいられませんし、他の中部の若手たちも強く頼もしく感じました!
深谷選手がいなくなって残念ではあるんですが、負けずにこの若手達が中部を盛り上げていってくれると思います。

皆さんもこれからの中部地区と深谷選手の活躍の応援をどうかよろしくお願いします!
あと、今回は審判などをしていてため、地区プロ大会は蚊帳の外で出走できなかったんですが、競輪の方では僕も中部の一員としてまだまだ頑張るので応援よろしくお願いします!

やったるでぇぃ〜!!




(兄貴が復帰した富山支部団抜きチームの出走前の様子)

1978年1月25生まれ。競輪選手。80期。A級1班。石川県内灘町出身。高校時代にはインターハイ・国体入賞(自転車)、高校総体4000m団体追抜4位に入賞。ニックネームは「内灘の虎」。競輪選手の坂上忠克(71期)は実兄。2009年に実施されたananとJKAのコラボレーション企画「09'KEIRINイケメングランプリ」では、準グランプリを受賞。

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