2019年を振り返って

皆さん、んにちわ!
いよいよ今年も終わりで、ブログも今年最後の更新。
27回目の今回は、今年の僕自身の振り返りにさせていただきます!
今年はまず昨年に比べると1着を多くとれた年でした。
後半戦にかけて量産できたんですが、優勝戦にはまったく乗れず…。来年は1着をとりつつ、優勝戦にもいっぱい乗りたいと思います!
 
 
細かく振り返ってみると、一番悔しかったレースはすぐ思い出せたんですが、ベストレースはなかなか出てこなくて(汗)。それだけ良いレースが出来てないってことなのかも知れません(苦笑)。
一番悔しかったレースはやっぱり10月の地元富山での2日目
大先輩の小嶋さんと連携したレースなんですが、せっかく早めから小嶋さんが先行してくれて良い展開になったのに、僕自身の技術不足と脚力不足により小嶋さんの番手を奪われてしまう大失態。
小嶋さんが8着、僕は9着という、地元で大先輩に大迷惑をかけてしまいました。
しかし、地元でこんな大失敗をやらかして、怒られてもしょうがないと思っていた反省会で小嶋さんはすごく優しくて、丁寧にレースを振り返りながら話してくれました。それが逆に泣きそうになるくらい(ほぼ半泣きでした)悔しかったし情けなかった。
小嶋さんの優しさが身に染みたこのレースは一生忘れられないし、いつか絶対にレースで恩返ししたいですね!
 


(昔、小嶋さんがグランプリ出場した時に激励会した時の写真 。また、こんな笑顔に出来るように恩返ししたい!)
 
 
で、なかなか思い返せず出てこなかった今年のベストレースは、最近のレースになっちゃいますが12月の別府記念の最終日
結果は3着でそんなに良くなかったんですが、九州2人の後ろに戦友の吉村和之と中部2人で並んで、4人で結束したレースですね。
すごく悩んで自分だけ1人で走ろうとか、勝ちにこだわろうとかいろいろ考えたんですが、やっぱり和之とラインを別にすることは出来なかった。
あと、九州地区の開催で九州2人の熱い思いがすごく伝わってきて(前にもこの2人にはお世話になったことがある)、腹くくって「よし、この4人のラインでしっかり結果出してやろう」と思ったんです。
レースは坂本健太郎が捲り、それに一瞬はぐれた卓仁が自力に転じて捲り気味に追走。結果、卓仁が1着で和之が2着、僕が3着で健太郎が4着。奇跡のワンツースリーフォーで決まったんです!
最近の競輪ではこんなことはあんまりないのと、この熱い3人と決められたことの嬉しさ。そして、あまりわかんないかも知れませんが、4番手で追走していく苦しさの中でしっかり決めれたことが、ベストレースに選んだ理由ですかね。
このことで僕も熱い気持ちを思い出せたし、自信にもなりました。来年からの自分に期待したいと思います!
 
  
こんな1年でお客様には迷惑かけっぱなしでしたが、来年は少しでもラインの仲間に、そして車券に貢献できるよう精進していきます。これからの虎に熱い声援と応援をしていただけたら幸いです。
まだ今年ラストのグランプリ前座レースが残っていて、そこでも全力で頑張るので応援よろしくお願いいたします!
来年は今年よりやったるでぇぃ〜!(笑)



(戦友でベストフレンドの吉村和之のおちゃらけた写真)

1978年1月25生まれ。競輪選手。80期。A級1班。石川県内灘町出身。高校時代にはインターハイ・国体入賞(自転車)、高校総体4000m団体追抜4位に入賞。ニックネームは「内灘の虎」。競輪選手の坂上忠克(71期)は実兄。2009年に実施されたananとJKAのコラボレーション企画「09'KEIRINイケメングランプリ」では、準グランプリを受賞。

この記事をシェアする

FacebookTwitterLINEはてなブックマーク