競輪ファンが世界を救う!
この度、私『くみにい』こと組橋一高は、競輪選手人生30年を目前に控え、DMM競輪さんにてブログを書く機会をいただきました。
コアなファンであるアナタのために、一日でも長く現役選手として一生懸命頑張って、私の競輪愛と感謝の気持ちを書いていきたいと思います。
私の夢はもちろん競輪選手になることでした。
幼少期から憧れ、一途に思い続けた結果、選手になることができました。
でも、選手になった私の夢は「特別競輪を獲ること」ではなく、ノーベル平和賞を取ること!
………と、本気で考えていたことがあります。
「そんなことで勝てるのか?」と言われそうですが、争うことと競うことは別だと思っています。
今ではそれなりに年を重ね、叶わぬ夢だとわかりましたが(笑)。
しかーーーーーーし!!!!
考えてみて下さい。競輪の収益の使い道を!
自転車等機械工業や体育・社会福祉等の振興を図るための事業への交付金、公営企業金融公庫への納付金。
さらには、競輪施行自治体への一般会計に繰り入れられ、学校・病院・道路等の公共施設を充足させる経費に充てられています。
そう!
世界平和とまではいきませんが、私が頑張って走って、みなさんに購入していただいた車券の売り上げは、たくさんの方へ届いているのです!
だから競輪ファンの皆さん!
胸を張って競輪の車券を買っていると、お子さんやご家族、お知り合いに伝えてください。
当たろうがハズれようが車券を購入した時点で、25%は社会貢献に使われているのです(我々の賞金にも使われていますが)。
そんな素晴らしい仕事に携わることができ、ファンに応援してもらえる私は幸せだと思います。
私はもちろん自転車が好きで、自分が競輪選手であることに誇りをもっていますが、実はめっちゃ競輪ファンでもあります。
だから選手なのに他の選手からサインをもらったり、一緒に写真を撮ったりしています。
(一昨年、私が指導員をしていた開催に訪れたテオ・ボス選手と)
立場上、レースの予想をすることはできませんが、皆さんと競輪ファンあるあるで話に花を咲かせたい!!
選手だからこその考え方やよもやま話をお伝えできれば、今後の車券購入のヒントやインスピレーションに繋がるのではないでしょうか?
そんな私ですが、これからもぜひ応援していただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします!
【今回の締めの格言】
「楽勝と落車は紙一重」
いいスピードで4コーナーから内外間を抜けて行き、あと少しで1着というところで落車してしまった先輩選手。
彼に医務室で言われました。
「カズタカよーく聞いとけよ。楽勝と落車は紙一重、覚えとけ」と。
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