【12月26日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」【八日市屋浩之】|DMM競輪

【12月26日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」【八日市屋浩之】



来年は40代最後の1年となる八日市屋浩之(ようかいちや・ひろゆき、48歳=石川・79期)。




珍しい名字もそうだが、身長は158センチ。
恵まれた体格とはいえない中でS級に在籍して奮闘している。

名前も体の大きさも、一度見たら忘れることはないだろう。

「石川県でも珍しい名字です。領収書とか必ず聞き直されますよね。でも覚えてくれた人は忘れることがない」

「実力よりも知名度の方が圧倒的に上ですね。知名度に追いつけるように頑張っていますよ!」

アマチュア時代から自転車競技をかじっていたが「最初は体格を生かしてボートレーサーになりたかった」そうだ。

それでも「大学から推薦があって」大学の自転車部に在籍。その流れで競輪選手になった。


50歳が近づいてきても、S級戦士として戦っている。

「佐藤慎太郎が1学年下。アイツから〝死ぬ気でやってますよ〟って言われて、この1年くらいは筋トレとかも取り入れてやってます。練習量を増やすというよりは、質を高める。とにかく集中して、ですね」

「〝限界はない〟って言っているし、その通りだなと思って。年だからというのは言い訳にできない。実際に愼太郎がトップで頑張ってますから。励みになりますよね」

「あとは年下だけど、坂口晃輔もトップの舞台で頑張っている。いいお手本ですよ。あんなに凄いブロックはできないけど、少しでも近付きたくて頑張っています」

1期上で1学年下のスーパースターは、5年連続のグランプリ出場を決めた。
同じ中部地区には156センチで〝忍者〟とも呼ばれている坂口の存在がある。

目標の2人を追いかけている限りは立ち止まることもないだろう。


「趣味は麻雀。以前は見る専門だったけど、この前は脇本雄太に誘ってもらって凄い人たちと打たせてもらった。また呼んでほしいですね。展開を読む力が養われますね」

趣味も本業に生きている。

来年も1年間S級で戦う。
ちっちゃくても戦える、その姿がこれからも見る人に勇気を与え続ける。


【次回出走予定】
12月31~1月2日(大垣FⅠ)

(情報局記者A)



1949年創刊のスポーツニッポン新聞社が長年の競輪報道を通じ培ったノウハウと人脈を生かした情報で人気のスポーツ紙唯一の競輪専門サイト。最新ニュース配信、ミッドナイト詳細予想、ガールズケイリン、お得なキャンペーンなど無料で見られる情報が満載。

この記事をシェアする

FacebookTwitterLINEはてなブックマーク