【7月21日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【佐々木悠葵】
今年のサマーナイトフェスティバル(函館GⅡ)で、ビッグ初の決勝進出を果たしたのは佐々木悠葵(ささき・ゆうき、27歳=群馬・115期)。
決勝は関東3車の先頭で先行勝負も、最強・脇本雄太にねじ伏せられて9着に終わったが、初日・準決勝は存在感たっぷりの勝ち上がりだった。
115期の適性組。
白鴎大バスケットボール部出身で、身体能力の高さは文句なし。
昨年12月の高松で記念初制覇。
今後、さらなる活躍が期待される群馬支部のホープである。
佐々木の魅力はどんな展開にも適応できる自在性にある。
サマーナイト初日に連係した神山拓弥(栃木、91期)もレース後にこう語っている。
「佐々木君は器用な戦い方をするので、そこを理解しつつ。自在に動けることは、競輪としてはすごい強いと思う。引いてもダメなところで、割り切って飛びつける競走ができるのも強いなって思った」
徹底先行で地位を築いてきた眞杉匠(栃木、113期)とは全く異なるタイプ。
だが、それが佐々木の個性だと認識されて定着してくれば、ゆくゆくは関東勢にとってのプラス材料にもなりうるはずだ。
「前橋記念からフレームを交換して道中が楽。ラスト1周でパワーを出せる」
と、自転車にも正解を出している。
8月のGⅠオールスター競輪(西武園)でも注目したい1人である。
【次回出走予定】
7月25~27日(伊東FⅠ)
(情報局記者A)
1949年創刊のスポーツニッポン新聞社が長年の競輪報道を通じ培ったノウハウと人脈を生かした情報で人気のスポーツ紙唯一の競輪専門サイト。最新ニュース配信、ミッドナイト詳細予想、ガールズケイリン、お得なキャンペーンなど無料で見られる情報が満載。