【6月27日更新】プロたる誇りは道具にも! 選手に聞く「こだわりの逸品」【中武三四郎】
中武三四郎(なかたけ・さんしろう、30歳=大阪・113期)が珍しく一本下駄を履いていた。
その鼻緒はかなり奇抜な柄をしている。
「柄は人と被らなくていいでしょう(笑)。落車してからずっと体のバランスが悪かった。それで、5月の終わりの久留米で佐藤成人さんに見てもらったら一本下駄を勧められて、それから試しています。家でも2時間くらい履いていますよ」
と、新しく取り入れたわけを教えてくれた。
その効果を聞くと
「子供を抱っこするのが楽になりました。前は少し抱っこしたらすぐ “休ませてぇ~” という感じだったが、今はいくらでもいけますよ。姿勢も良くなって、選手としての前に人としてまっすぐなりましたね」
と、手応えをつかんでいる。
一時期はS級昇格点確保まであともう少し、というところまでいった実力の持ち主。
新アイテムが復調のきっかけとなり、一気に調子を上げてくる予感がする。
【次回出走予定】
6月28日~30日(富山FⅡ)
7月7日~9日(静岡FⅠ)
(情報局記者A)
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