【4月12日更新】プロたる誇りは道具にも! 選手に聞く「こだわりの逸品」
今期はA級に降格したが、格の違いをまざまざと見せつけている寺沼将彦(てらぬま・まさひこ、29歳・東京=111期)。
アップ中、ピンク色のなわとびを手に検車場を歩いていた。
「実際になわとびをしたり、肩甲骨を伸ばしたりするのに使っています。なわとびは両足で100回、片足飛びを100回ずつ。合計300回ですね」
今年に入ってから欠かせないアイテムになっているそうだ。理由を聞いてみた。
「陸上とかの本を読んでいて、〝自転車に乗っているとバネがなくなる〟とか、〝年を取ると腱や関節とかが弱くなる〟というのを目にした」
「アップで取り入れたら、自転車に乗った感じがいいし、ケガの予防にもつながる。A級はミッドナイトを走ることも増えるので、いろいろと考えないといけない。ミッドは体がなかなか思うように動いてくれないので、なわとびはいい効果になっていると思います」
近況の好調ぶりは「ラインのおかげです」と謙そんしたが、なわとび効果も確実にありそうだ。
今後も寺沼の快進撃を支える。
【次回出走予定】
伊東FⅠ(4月27~29日)
(情報局記者A)
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