【2月21日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」【加倉正義】
昨年7月から久留米競輪場の開催指導員を務める加倉正義(かくら・まさよし、51歳=福岡・68期)。
98年の競輪祭でGⅠを優勝し、19年4月には通算500勝を達成した。
昨年7月からA級に陥落してしまったが、来期は再びS級の舞台に返り咲けそうだ。
5月に52歳になるが、まだまだ強さは健在である。
「ここまで来たら少しでも長く頑張りたい。競輪競走が好き。それがすべてですね。それでここまで頑張れた」
選手になったきっかけは
「小学生の頃から久留米競輪場に連れていってもらって身近な存在だった。いつしか選手を目指そうってなっていた」
と語る。
選手生活も31年目となり、通算の1着回数は“532”まで伸ばしている。
「500勝したときに『還暦までに600勝』って宣言したんです。それか、選手生活40年。どちらも目指して頑張りたい」
「コロナワクチンの影響で調子を崩してA級に落ちてしまった。練習した上で落ちたなら仕方ないけど、そうじゃないので自分の中で納得ができていない。今は体調は大丈夫。来期はS級点が取れたと思うし、今期もしっかりと確保したいですね」
昨年10月から9節連続で優出中。Vはないが、準決勝での安定感はさすがだ。
今後もタイトルホルダーの奮闘から目が離せない。
【次回出走予定】
2月24~26日(別府FⅠ)
(情報局記者A)
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