【1月20日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【野口諭実可】
ガールズ1期生として選手生活11年目に突入した野口諭実可(のぐち・ゆみか、30歳=大分・102期)がキャリアハイの好成績を収めている。
2022年の競輪界を締めくくる大晦日の単発レース・豊橋ミッドナイトフィナーレでV。
捲りで杉浦菜留を微差振り切った走りは見事だった。
好調の要因は明らか。タテ脚を発揮していることで成績が急上昇した。
「それまではマーク戦だったが、タテ脚を出すようになって脚がつきましたね。流れに応じて動く選択肢があることで変わりました」
追い込みから自力タイプへと華麗に変ぼう。これはガールズケイリンで珍しい存在だ。
戦法で悩んでいる他のレーサーから見れば憧れのモデルタイプ。
「追い込みから自力に変わったことを凄いと言われることが増えました」
位置取りをこなして、タテ脚を繰り出すスタイルが完全にマッチした野口。
事故点は多いが、それは勝負度胸の裏返し。経験豊富な1期生として、誰も歩んでいない道を切り開いていく。
【次回出走予定】
1月23~25日(大垣FⅡ)
(情報局記者A)
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