【1月16日更新】ここぞで光る熟練技! 今なお活躍を続ける「永久選手」【遠澤健二】
御大が帰ってきた。
初代S級S班でもある遠澤健二(とおさわ・けんじ、58歳=神奈川・57期)が1月から、5カ月ぶりに実戦復帰。
「左目が網膜剝離になってしまった。目の3分の1が黒い影みたいなものに覆われて見えなくなってしまった。初期で病院に行っていればレーザー治療で済んだみたいだけど、緊急手術になり時間がかかった」
と、欠場理由を教えてくれた。
ただ、表情は明るい。
「前期、初めてだったチャレンジは全く余裕がなかった。その時は笑えていなかったでしょ(笑。今回は全然違う。ワクワクしている」
と、笑顔を浮かべた。
その松戸での復帰戦は7、6、5着。
初日は若手のカマシに離れ大敗したが、2日目以降は展開が最悪でも、ひとつでもいい着へという気迫を感じられた。
「カマシになると厳しいね…。でも、走ってみて感覚がつかめた。走って戻していくしかないね。(今期はA級2班で)前期はチャレンジだったけど、今の自分はチャレンジャー。頑張るよ」
58歳の競輪魂は燃えている。視界は開けた。
【次回出走予定】
出走中~1月19日(立川FⅠ)
1月25日~27日(岐阜FⅠ)
(情報局記者A)
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