【11月26日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【高木萌那】
高木萌那(たかき もな=福岡・20歳・126期)が強気に攻めている。
祖父は70年にダービーを制した工藤元司郎で父・和仁もS級で活躍中のサラブレット。
ただ、自転車経験は浅く、高校まで女子野球に没頭し甲子園に出場した。
そこから「プロスポーツ選手として活躍したい」という夢を追い、適正試験で競輪選手の門を叩いた。
潜在能力だけで、在所成績は3位。
ただ、デビューしてからは組み立ての甘さから、先輩たちに歯が立たなかった。
「お姉様方は強いです…」
とポツリ。
それでも、この場所で勝負していかなければならない。
デビューして半年の気づき、「自力でやらないと先がない」。
そこからコメントも「自力」となり、前々に踏むようになった。
まだ、組み立ての甘さから思ったようにはいかないが、11月の前橋ミッドナイトでは本デビュー後、初めて予選で最終Bを取って1着。
「まだまだです。今は結果よりも内容だと思っている。競輪祭(女子王座戦)を見ていても凄い…。久留米のお姉様方を目標に出し切るレースをしていきたい」
と先を見据える。
126期は仲澤春香が目立つが、ポテンシャルでは高木も引けを取らない。
レースにさえ慣れれば、GⅠでも活躍する日は近いだろう。
【次回出走予定】
12月3日(玉野FII)
(情報局記者A)
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