【10月29日更新】ここぞで光る熟練技!今なお活躍を続ける「永久選手」【清水邦章】
10月12日に54歳になった清水邦章(しみず くにあき=香川・68期)。
最終日のみ補充出走した前回の地元戦で白星をゲットし、通算1着数を397とした。
節目の400勝が見えてきた。
「競輪選手だった父が500勝以上しているので、少しでも近づきたいね。それが目標かな。超えるのは無理だと思う(苦笑)」
父を追いかけて競輪界に飛び込んだ。
1991年8月のデビューから選手生活も34年目に突入。
「この世界にずっといたい」がモチベーションになっている。
「プライベートの趣味とかも特にないよ。レース以外では練習をやっているというのが一番多い。練習が好きというわけではなくて、やっぱり少しでも長く選手をやっていたいからね」
取材した久留米でも予選を突破。
持ち味のタテ脚を生かして、スピード戦が濃くなっている現状にもきっちりと対応している。
「自分はマイペースで練習してきた。昔からずっと同じペースでやってきましたよ。これからも、ですね。父もきっと(天国から)見てくれていると思うので。頑張ります」
周囲に惑わされることなくコツコツと脚力を磨いてきた。
これからもその姿勢は変わらないだろう。
まずは通算400勝、そしてその先へ。
偉大な父へ少しでも近づくために、まだまだ白星を積み重ねていく。
【次回出走予定】
10月29日(久留米FII 6R)
(情報局記者A)
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